中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
1238話)骨太の人

前々回「8回通えば解決する」に登場していいただいた共産党大同市委員会の秘書長は、その後、副書記(ナンバースリー)になったんですけど、私たちの協力事業をずいぶん助けてくれたのです。
忘れられないのは大同で開催した20周年記念活動です。2012年8月24日のことで、場所は新たに完成した大同県の緑の地球環境センター。日本側が30人余り、中国側も200人以上が出席し、労働者歌舞団のアトラクションもあっておおいに盛り上がりました。
覚えておられるでしょうか、日本政府による尖閣諸島の国有化をめぐって、日中の対立が頂点に達しようかというその時期です。
表立っての活動に参加するのをためらう人が多かったんですよ。逆の立場で、その時期、日本国内で中国との友好イベントを開催することの困難さを想像してもらえばわかるでしょう。
そのとき、柴樹斌副書記は率先して出席を決め、力強い挨拶をしてくれたのです。そのなかで「大同の老朋友・高見邦雄をみなさんに紹介します」と彼は話しましたが、きっとそのとき、しつこく彼のところに通った私のことを思いだしてくれたのでしょう。あのしつこさを事業に対する熱意だと好意的に受け止めてくれたのです。
あの記念活動は彼の出席によって実現したといっても過言ではありません。左端の立っているのが柴さんです。
忘れられないのは大同で開催した20周年記念活動です。2012年8月24日のことで、場所は新たに完成した大同県の緑の地球環境センター。日本側が30人余り、中国側も200人以上が出席し、労働者歌舞団のアトラクションもあっておおいに盛り上がりました。
覚えておられるでしょうか、日本政府による尖閣諸島の国有化をめぐって、日中の対立が頂点に達しようかというその時期です。
表立っての活動に参加するのをためらう人が多かったんですよ。逆の立場で、その時期、日本国内で中国との友好イベントを開催することの困難さを想像してもらえばわかるでしょう。
そのとき、柴樹斌副書記は率先して出席を決め、力強い挨拶をしてくれたのです。そのなかで「大同の老朋友・高見邦雄をみなさんに紹介します」と彼は話しましたが、きっとそのとき、しつこく彼のところに通った私のことを思いだしてくれたのでしょう。あのしつこさを事業に対する熱意だと好意的に受け止めてくれたのです。
あの記念活動は彼の出席によって実現したといっても過言ではありません。左端の立っているのが柴さんです。
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