619話)薬草の種子

大同県周士庄鎮にあらたに建設する「緑の地球環境センター」の一角に有用植物見本園を建設する計画です。植物の生活サイクルは1年が単位ですから、たとえば種子の採取の時期を逃すと、作業は1年遅れになります。いや、今年の秋は種がよくついたけど、翌年はまるでだめ、ということだってなくはありません。

で、ことしの秋に、南天門自然植物園のスタッフに、できるだけ多くの種子を集めてくれるようにと頼んだのですね。12月にいってみると、彼らは60種類の薬草の種を集めてくれていました。その90%以上が、南天門自然植物園のなかで採取したものだといいます。「100種類の草があれば、そのうちの120種類は薬草だ」などと私はジョウダンをいっていますが、いくらなんでも、そんなことはありはしません。

来年春から、これらの育苗をはじめます。一部は大同県の地球環境センターですが、一部はここ、南天門自然植物園でも植えます。以前から薬草園をつくっているんですけど、この機会にもっと充実させたいと思います。
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Unknown (土八路)
2011-01-01 06:56:16
あけまして おめでとう ございます
新年好
 
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