1220話)すきな中国語

表題をみて、私が中国語がすきだ、と誤解しないでください。私が最初に中国に行ったのは1971年12月ですので、46年にもなりますし、1992年の緑化協力事業の立ち上げに参加してからは、毎年90日から120日も滞在したのに、中国語はいまでもほとんど話せません。

そうではなくて、すきな単語があるということ。それはチャーブドゥオ(差不多)またはチャーブドゥオラ(差不多了)。バスに乗って、そろいましたか?と聞かれたら、「チャーブドゥオラ!」と答える。まあ、だいたい、といったところ。

中国の食事は長いんですけど、どうでしょう?と目顔で尋ねられたら、これも「チャーブドゥオラ!」。そろそろ、といったところでしょうか。

いかにも中国的に、おおらかで、すきなんですね。で、私が連発していると、私たちのめんどうをボランティアでみてくれている柳柳楊が、職場の上司に「チャーブドゥオラといってはいけない、いいのか、よくないのか、はっきりしなさい」といって叱られました、と話してくれました。現代化で、だんだん余裕がなくなってきたのでしょうか。

写真は暖泉鎮西古堡の南入り口付近の地蔵寺で、中国映画「鬼が来た!」の撮影現場になりました。文章とは関係ありません。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 1219話)シャ... 1221話)中国... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。