1296話)苑西庄村再訪(3)

井戸のすぐ近くの家には何度も泊めてもらいました。お嫁さんが貴州省からきた彝(イ)族の人で、丸顔でクリクリ眼。どうしてこんな結婚が成り立ったかきくと、大同は石炭の街で、南方からもたくさんの人が働きにきていて、人のルートができていたようです。 そのお嫁さん、自分一人では寂しかったのでしょう。つぎつぎに自分の村の娘を紹介して、この村の人と結婚させたのです。おかげでなんと、この村には電気炊飯器のある家が . . . 本文を読む
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