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小学校4年の時、学校にサッカー部が出来た話は、
当ブログのキラーコンテンツである『私の履歴書』
第3話にも書いたとおりである。
そのチーム名は略称でWBCと呼ばれ、ユニフォームの
左胸には「WBC」というワッペンが貼ってあったのだ。
正式名称は「和田ブルドッグ」というのだが、それなら
Wada Bulldog であって、じゃあCは何よ、という話になる。
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これには、深い深い訳がある。
チームが発足した初年度は、自分は入らなかったのだが、
当初は「和田サッカークラブ」、つまりWada Soccer Club
だったらしい。(Footballでないのがいかにも当時らしい)
そして、学校側はユニフォームを発注し、「WSC」という
ワッペンをつけたユニフォームが百着近く届くはず、だった。
しかし、届いたユニフォームには、何故か「WBC」とある。
要は、発注時のミスか、業者が間違えたのだろう。(;一_一)
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先生方は困った。今さらユニフォームも直せない。
#業者に作り直しを強く主張できなかったということは、
発注側のミスだったのかもしれない、あくまで想像だが...
「よし。いっそ、チーム名の方をWBCに合わせよう。」
すごいことを言った先生がいたものだ。
そしていくつかの新チーム名の案が検討され、牛に対抗できる程の
雄々しいイメージ、足は決して速くなさそうだけど、粘り強く戦う
チームイメージとして、ブルドッグが採用されたのだ、と後から聞いた。
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ちなみに、サッカー部には当初から女子チームも作られ、
そちらのユニフォームにも「WBC」というワッペンがついた
ものが大量納品されてしまった。
「女子チームの名前どうするよ?」
といった議論があったのかどうか分からないが、実は
女子チームは男子チームで未だに何を意味するのか分からない
Cの文字も含めて、あっさりと新チーム名が決まったらしい。
その名も、 Wada Beauty Cat である。
犬に対して猫。この秀逸なネーミングは数十年経った
今でも関係者の間では語り草となっているとかいないとか。
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夕暮れ時の小学校の校庭。
ランニングする少年サッカー選手達が掛け声をかける。
「ブルドーッグ ファイ オー ファイ オー ファイ オー ファイ オー」
「ブルドーッグ ファイ、オー」(以下、繰り返し)
女子チームは試合前、円陣を組む。
昔のチームらしく、シンプル一発だ。
「ビューティー キャーット!」
こうやって文字にすると、あまりにシュールだ。。。(;一_一)
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現在は和田ブルドッグSCと呼ばれているが、今でも通称はWBC。(-_-;