J's日誌

中小企業診断士、経営管理修士(MBA)、事業再生士補、AFP。某NPO法人フットサル連盟副理事長。

育てるのか育つのか

2009-03-04 23:59:59 | Weblog


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最近、よその部署の若手シャインと仕事上の
やり取りをすることが多いのだが、いろいろ
考えさせられることばかり。

うちの会社は新卒で採用されると、基本的に
ここのようなシシャに配属となり、30歳くらいまで、
大卒から数えれば10年近く?経験を積むことになる。

そうした中で、優秀でホンシャでも使える人材を
育て、ホンシャに報告して引っ張り上げるのが
一つの人事上の仕組みといえば仕組みなのだろう。



何が言いたいかというと、貴重な20代の時期を
地方都市、もっと言えば田舎町で過ごす中で
きちんと能力を伸ばし、実力をつけ、いつでも
チャンスがあればホンシャで仕事が出来るよう
準備をしておくことが必要なのだと思う。

残念ながら、それが出来ている若手が少ない。
小さくまとまり、決まった仕組みや決まった規則
の中でしか動きがとれず、新しい発想も出てこない、
ここのシシャだけなのかは分からないけど、まだ
若いのにそんな老成してどうする?と思ってしまう。

少なくとも、自分がホンシャの人事担当から「誰か
推薦できる若手いる?」と聞かれても、推薦できる
だけの人材には残念ながらまだ出会っていない...



これは、上司の責任も大きい。

多くの場合、直属の上司がきちんと若手を育てる
ための育て方、あるいは鍛えるべき鍛え方、
仕事上のトレーニングの方法をもって接していない。

だから、自ら考えて提案できる若手が育たないのだと
思うし、若い時期の貴重な時間を有効に使わなければ
組織のためにも本人のためにも不幸な結果しか残らない。



ただ、最終的には本人が自身のキャリアパスをどう考え、
それに基づいて所属する職場でどう日々行動するか、と
いうことなんだろうと思う。

いい大学(と言われる)を出て、それなりの倍率の採用
試験を通った後、道内の各地方で20代の貴重な時期を
大した問題意識もなく過ごしている若手がたくさんいる。

ただ単に田舎暮らしに慣れ、お気楽に毎日過ごしている
だけでは本当にもったいないし、組織にとっても損失。
全社的に、人材育成の方策は真剣に考えなければいけない。




なかのひと


それくらい現状はひどいってことです(-_-;)
Comments (2)
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