社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

夢のジョイントコンサート!

2012-04-19 17:13:17 | Weblog

 5月5日、こどもの日には陸前高田市と大船渡市で「夢のジョイントコンサート」が無料で開催される。

 このコンサートは、陸前高田市出身の演歌歌手千昌夫と大船渡出身の新沼謙治が地元の被災者を元気付けるために行われる本当に夢のステージなのである。

 震災から1年が過ぎ、多くの国民の間から少しずつ忘れかけられ始めているような気がするのである。

 このような時にこそこのイベントは効果満点なのであり、今から楽しみにしている方もたくさんいることと思っている。

 震災支援はまだまだ必要なのであり、被災民や被災地が復興に向け頑張っていくことができるのも、物心両面にわたる息の長い後押しがわれわれを元気付けてくれるのである。

 

 *清流が戻った盛川


子ども達のやる気!

2012-04-18 08:27:42 | Weblog

 昨日の続きになるが、全国大会への布石はその県予選の約1年前にさかのぼる。

 当時、私は低迷していた母校の大船渡第一中卓球部に大学を卒業直後から一人の先輩として練習の相手をしていた。

 その後4月から、正式にスポ少のコーチになった私は、男子の子どもたちに「明日からトレーニングをしよう、朝何時でも良いから集まれる時間になったら一緒にランニングをしよう」とある日の練習後に話した。

 次の日の朝である。外で自転車のベルが何度も鳴るので、何事だろうと目を覚ましたが、まだ外は真っ暗であったがそこには中学生が4~5人いて、「先輩走りに来ました」と言われたが何のことかと一瞬思ったが、時計を見ると未だ4時半ではないか。

 まさかこんな朝早くに来るとは思いも見なかったのであり、急いで着替えその後子ども達と10kmぐらい走ったのを今でも鮮明に覚えている。

 子ども達は自転車で15分も要する距離を集まったのであり、おそらく自分の家で起床したのは4時ぐらいだったのではないかと想像する。驚き千万である。

 奇跡の逆転勝利にはこんなエピソード(布石)があったのであり、純真な子ども達の思いや努力と潜在能力には驚かされると同時に、優勝の瞬間はなんともいえない戦慄さえ覚えたのである。

 また、この決勝戦では13-20からの逆転劇と共に、同じくセットオールの3-11からの逆転とラストでは前年の県シングルスチャンピオンに対してセットオール21-19の大接戦を制したゲームもあったことを付け加える。

 だそくだが、その中学生諸君は今年50歳を迎える。

 みんなますます元気で頑張ってもらいたいと思っている。

  

  

  

  

  

  


自身の存在理由!

2012-04-17 14:14:47 | Weblog

 可能性をぎりぎりに

   おしすすめて行くことこそが、

       私の存在理由を決定する。

 自分の可能性というのは分からない。

 とことん突き詰めていくしかないのだ。

 その行為の中にこそ自分の存在理由が見えてくるのだ。

  「失われた青春」より。

 自分ではわかっているつもりでも、なかなか現実には難しいことであり、一般的に人間は直ぐ自分の限界を作って、それから逃げだしてしまうのである。

 少しでも可能性のある限り、勝利に向かってすべての力を傾注して臨むことが肝心であり、それが時として奇跡のような結果を生むことも、何度も子ども達の頑張りから教えられている。

 卓球の指導に携わった今から約36年前、全国大会を決める決勝戦で当時21点先取だった頃、セットオールの13-20から追いつき、ジュース・アゲインを繰り返し32-30の大逆転を成し遂げ全国の切符を勝ち取った選手とチームがいた。

 わたしの本格的な指導人生の幕開けである。

  

  

  

  

  

 

 

  


第3回スポレクやっぺし!

2012-04-16 15:27:00 | Weblog

 「第3回スポレクやっぺし」が盛川河川敷グラウンドにおいて、午前11時から午後3時まで多くの市民が集まり盛大に開催された。

 この催しは、NPOグローバル・アライアンスやっぺし実行委員会が主催、大船渡市教育委員会と体育協会が後援、協賛PIMCO PARTNERS JAPAN、協力には市内各小中学校、大船渡市スポーツ推進委員協議会、大船渡市卓球協会などが名を連ねているもので、震災以降これが第3回目となった。

 わが卓球協会でもミニ卓球台を持参し、ラージボルを使って参加者に楽しんでもらった。

  

  

 当日は風があったがお天気は上々であり、支援物資もトラックで5台ぐらいの数量を配布し、大人は支援物資を子どもたちはスポーツにと分かれて行動している姿も多くあった。

  

  

 昼時間には、熱いうどんや焼そばが無料で配布され、長い行列ができていた。

 そのほか、スポーツにチャレンジした参加者にはジュースやお菓子もプレゼントされみんな喜んでいた。

 子ども達の日ごろは、学校の校庭も仮設住宅となっており、広い場所で思いっきり遊ぶ機会がめっぽう少なくなっており、本当にありがたい企画であった。

  

  

  

  

  


大船渡市議選始まる!

2012-04-15 10:20:01 | Weblog

 今日、大船渡市議会議員選挙が告示され1週間の戦いの火蓋が切って落とされた。

 今回の選挙は、定数が26から6減の20となったが、元・現・新合わせて27人が立候補した。

 震災後初めての選挙であり、いつにも増して重要な位置づけにある。

 将来の大船渡市の創造にあたり、子々孫々にまで誇れるような街づくりを担っていくのであり、まさに働き蜂となるような気構えが不可欠なのである。

 親戚や卓球関係者、そして知人等も数人立候補しているが、皆さん無事当選してほしいと願いつつ応援している。


新年度総会!

2012-04-14 15:49:39 | Weblog

 今週末は、新年度の総会がつづく。

 一昨日はスポーツ推進委員(旧体育指導委員)、昨日は地域公民館、そして今晩は大船渡市卓球協会の総会である。

 今日の総会では、23年度の総括としてあの3.11大震災後の世界や全国各地からの物心両面の支援や被災地支援講習会に対する報告や決算報告がなされることになっている。

 また今年度以降の卓球を取り巻く情勢については、活動の拠点である市民体育館が25年度中を再開の目標とはされているが、被害状況が明らかになってくるとなかなか予定通りには行かなくなってきているようである。

 しかし、このような時は「原点回帰」に限るのであり、我々の若い頃は体育館はもちろん無く練習場を探しながら狭い場所で譲り合って活動をしたものである。

 いずれ今晩は、平年の3倍以上の事業をこなした総括と困難にもめげず活動していただいた協会員相互の慰労をしなければならないと考えている。

 あっという間の一年であった。

  

  *夜7時からの大船渡ジュニアの練習風景(大船渡高校卓球場) 


澤ノート!

2012-04-13 08:22:25 | Weblog

 4月5日のキリンチャレンジカップでなでしこジャパンが優勝したことは記憶に新しいが、しかしそのときエース澤穂希選手は試合会場にいなかった。

 これまで公になることはなかったが澤選手は日ごろ「澤ノート」というものを書いているそうである。

 初めて全日本メンバーに選ばれた18年前から書き続けていて、その日の練習内容や体調、試合があればその経過と結果、自分のプレー内容などを細かく書いているようである。

 そのノートの内容が後輩大野忍選手を通じ「裏指令」として、他のなでしこメンバーに伝えられているという。

 サッカー関係者によると、技術論や戦術論はもちろん、特に後輩たちが共感しているのは、ノートの端に書かれた彼女の人生観や、メンタル面に関することのようである。

 <ノートに書かれている澤の言葉>

  ・悩みがあることは良いこと。目標があるから人は悩む。

  ・あなたは人の見ていない所で努力している。でも、知っている人は知っている。

  ・困難は、それを乗り越えられる人にだけやってくる。

 不在のエースからの言葉に、メンバー達は優勝で応えたのだ。(女性自身より)

 このノートの言葉は凄く胸に響くものだと思っているし、スポーツのみならず人生においても通用するもので、澤選手だからこそ説得力に重み感じるものであり、ワールドカップ決勝のPK戦の時、その瞬間をまともに見ることができずに目を閉じて祈っていた姿が人間味溢れていて今でも印象に残っている。

 まもなくなでしこリーグが開幕するが、元気にプレーする澤選手の姿を早く見たいと思っているし、ロンドン五輪なでしこジャパンの詩中になること間違いなしである。

 

 

 

 *我が家の庭にも春の息吹が

 


卓球アジアカップ!

2012-04-12 14:20:13 | Weblog

 第25回卓球アジアカップが4月6日~8日まで中国・広州で開催され、日本からは男子高木和卓と吉村真晴、女子は森園美咲と田代早紀が出場した。

 女子の二人は残念ながら第1ステージでいずれも4位と振るわなかった。

 男子は第1ステージリーグで高木和卓が1勝2敗で3位、吉村真晴は2勝1敗で2位となり、第2ステージトーナメントでは高木和卓が1回戦を突破したが、準々で許(中国wr4)に0-4と敗退したが、吉村真晴は持ち前のポテンシャルを発揮し準々では第1ステージで1-3と敗れた荘智淵(TPEwr11)に4-3と雪辱、準決勝ではアラミヤン(IRIw82)をこれまた4-3で下し、決勝では許(中国wr4)に0-4と屈したが見事に準優勝となり、1989年の斉藤清選手以来日本人二人目の決勝進出者になった。

 いよいよ「日本チャンピオン出陣」といったところである。

 羽ばたけ日本チャンプ!


国体強化!

2012-04-11 07:52:32 | Weblog

 先頃の総会において、2016岩手国体少年男女の一次強化指定選手が発表されたが、県の卓球協会として強化を図っていくにはいくつかの問題がある。

 一つは、人的なものである。

 強化指定選手を全国のランク入りを最低目標に設定するとすれば、毎日それなりの強化練習が必要であり、県の協会として月に何回かの合宿を組んでいけば着実に技術力はアップしていくに違いないが、それは強化指定選手それぞれの学校行事や様々な条件から到底不可能なことなのであり、別の手立てを講じなければならないのである。

 あるいは、月1回程度の強化練習会が可能となっても、そのほかの練習のほとんどはその所属する学校や地域でのものであり、県卓で委託する招聘コーチの目が届かないところなので、いかにその期間中身の濃い練習ができる環境を整えるられるかに懸かっている。

 このことにより、強化指定選手には日々密着してコーチングができる学校や地域での人材が不可欠なのである。

 二つ目は、お金である。

 前段の書いたことを実行することを考えれば、当然莫大な経費が発生するのであり、コーチ招聘に関してだけでも1年間で約150万ぐらいかかると試算され、男女で約300万が必要となるのである。

 このほか、県外遠征などを企画すればさらに経費がかさんでいくのであり、震災前の予定では国体強化のための予算の多くは、県から拠出される予定であったがこれもほとんど当てにならなくなったところである。

 県の卓球協会とすれば、国体強化のためにだけ全予算を向けるわけにも行かず、大変苦慮しているところなのである。

 以上の大きな2つの懸案をクリアしていかない限り、岩手の国体上位入賞はありえないのであり、この難局を打開していくためには県卓球界の結束とその取り巻く環境の方々からの支援も頂かなければ解決しない問題なのである。

 ぜひ、皆様のご支援ご協力を仰ぎたいと思っている。

 

 

 

 *朝のウオ-キングコースの一つ盛川河川敷 


新入部員候補者達!

2012-04-10 16:58:14 | Weblog

 入学式が終わり、新1年生も放課後は高校でのクラブ活動を選ぶために、今は見学をしている時期である。

 中には、短パン半袖で張り切って練習に参加しているものもある。

 中学や高校では約2年のクラブ活動であり、この間入部したばかりだと思っていた子どもたちが、気がつけば3年になり最後の地区大会や県大会を目前に控えている。

 夢と希望を持った一年生が、実際どのぐらい入部してくるかは知るよしもないが、貴重な高校生活を是非エンジョイしてもらいたいと思っている。