社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

全日本卓球選手権!

2012-01-20 08:19:25 | Weblog

 昨日はジュニアの部の感想を記したが、今日は一般男女の県勢の感じたことを記してみたい。

 男子では、シングルスで1回戦で北原(専北2年)が1-3、大野と星(共に専北3年)はいずれも0-3といい所なく敗れ、小笠原(埼工大4年)と根田(明大3年)は期待していたがいずれも残念ながら2回戦で敗退となった。

 女子では、滝浦がジュニアでの敗戦を挽回するかのような健闘を見せた。1回戦を3-0と好スタートを切り、2回戦は1-2の劣勢から最後はセットオールの13-11で見事勝利、3回戦は逆に2-1とセットをリードしたが最終セットは9本で倉林(中央大)に力尽きた。

 それでもこの一般シングルスでの健闘は、最近の県勢の成績として特筆すべきものであり、ますます今後の大会に期待が持てそうでなのである。

 石川(東北銀行)は、1回戦で今売り出し中の伊藤美誠に3セットとも9本と粘ったが0-3で負け、期待の平舩亜美(早大2年)も0-3とストレートで敗退した。

 男子ダブルスでは、1回戦北原・宮村組(専北)が2-0とリードしたが最終的にセットオール9本で惜敗、期待の大野・星組(専北)も0-3で敗退した。その他の県勢では、小笠原組(埼工大)が2回戦、伊東組(信号機材)も同じく2回戦で敗退した。根田組(明大)はスーパーシードなので今日から登場する。

 女子ダブルスでは、滝浦・高橋梓海組が1回戦を突破、2回戦では中村薫子・大野茜組(大野一中出身・朝日大)相手に大健闘2-1とセットをリードしたが、4セット目をジュースで落とし最終セットも14-16の大接戦の末、大野の先輩に屈したが力のあるところを見せた。大会が大きくなればなるほどあと1本の難しさがそこには潜んでいるのかもしれない。

 また今大会では、小学生の活躍が目立ち男子では出雲卓斗(鳥屋クラブジュニア小6)が1・2回戦を突破、3回戦でもリコーのエース森下にセットオール11-13で敗れはしたが一般男子シングルスでの小学生の勝利は史上初という快挙を達成したのである。

 このことは大変な驚きであった。女子では体力的な要素が一般とそんなに差があるわけではないが、男子は大学生や一般とは大変な体格差があるわけで、昨今のラバーやラケット用具の進歩を差し引いても、今までであれば到底考えられないことだったのである。

 一方女子でも、加藤美優(TKO小6)が4回戦でシードの伊積 (東京富士大)を4-1で破り5回戦で石川佳純選手に挑む。平野美宇・伊藤美誠(共に小5)はどちらも3回戦で敗退した。しかし、ジュニアでは伊藤は準々で敗退したが、平野は決勝に駒を進め全日本選手権もこれからますます目が離せなくなる。

 明日と明後日は、男女シングルスやダブルスの決勝があり、テレビの前に釘付けになりそうである。