今日は大船渡高校の入学式である。
一つの大きな節目として大切な日であり、将来ある若者にとって未来への第一歩なのである。
あと、3年が経過すれば家元を離れ一人での生活が始まり、社会人として一歩を踏み出すものもいる。
誰にもでも、可能性や潜在能力は計り知れないところであるが、高校生活の3年間はそのステップアップの蓄積の時期とも言えると思っている。
中沢道仁(なかざわ どうに)は江戸中期の心学者であるが、次のような言葉を残している。
「あすの事 きのうの事に渡らずと ただ 今 橋を渡れ世の人。」
『道仁翁道話』より。
過去や先のことを気にしてもしようがない。ただ、今に専念して世を渡れ。人は今にしか生きられない、今しっかり生きていれば、それが過去になり、将来に繋がる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます