『容易な道を選んではならぬ。
近道を抜けてはならぬ。』
「大いなる健全性へ」より。
人はだれでも、選べるなら楽な道を選んでしまうものだ。
しかし、報いは必ずやってくる。
後で苦労することになっても、もうとりかえしがつかない。
有島武郎:大正期の小説家(リビングストン伝・カインの末商・生まれ出づる悩み)
私自身、父親から以前同じようなことを言われていたのを思い出している。
「何かで迷うことに出くわしたら、迷うことなく難しい方を取れ!」
震災以降、特に意識している「ことば」なのである。