社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

県民体雑感!

2012-07-10 16:26:26 | Weblog

 男子優勝の陸前高田市は、昨年の高田高校優勝の立役者金野晋一が岩手大に進み、今年は一般の仲間入りをしたが早速その力を5番のラストで発揮、中でも大船渡との決勝トーナメント1回戦では、高田高校でダブルスのパートナーであり東北福祉大に進んだ今野文陽との戦いで、最終5セット目を4・5本リードされながら大逆転勝ちを収めてチームを勢いづかせ、決勝でも小原に対してこれまたセットオールと接戦になったが、最終セットは落ち着いてゲームをものにし、陸前高田市の念願の初優勝へと導いたことは文句のつけようが無いくらい素晴らしく大きな賛辞を送りたいと思っている。

 もう一人、今年からニッタクの社員となった吉田広平(米崎中・東奥学園・駒沢大)が終始トップで実力を発揮して勝利し、チームの先方役として大きく優勝に貢献した。

 40代の村上は、この年代では圧倒的に勝負強く、決勝では30代に下がり確実にポイントを上げていた。この決勝でのオーダーも絶妙であったが、村上と広田の元国体選手同士のペンホルダーの戦いも観たかったような思いもある。

 また、50代の大和田と準決勝まで30代に出場した浪岡の二人も各試合でよく健闘をしチームを鼓舞していたことは若い選手たちの強力な後押しになった事は間違いないのである。

 女子では、準決勝の一関市対盛岡市は優勝候補同士の注目の一戦であったが、トップで浅沼(盛一~岩手大1年)が大槻(専北~富士大)に対して、セットオールの末まさかの星を取り逃がしたことは女子の部では最大の番狂わせであり、これで一関は大きく優勝へ近づいたのである。

 ところで、試合の前の監督会議で来年からの試合方式が変更になることが決定し、次年度からは新しく60代が加わり30代が消滅することになった。

 このことは、町村を中心にいろいろ賛否両論あるところではあるが、各市町村とも60代の育成・復活を含め、来年は棄権の無い様に今から努力をお願いしたいと思っている。