以前、当ブログへのコメントで情報をいただいていたし、公式発表時にちょっとだけ触れたけれど、イオングループの電子マネー「WAON(ワオン)」の秋田県版が今日から発売された。
今月14日に「秋田県とイオン株式会社の包括連携協定」が結ばれ、その第1弾がWAON発行。収益の一部が、スポーツ振興やスポーツによる地域活性化など、「スポーツ立県あきた」の推進に活用される。
このように、県や地域と連携した“ご当地WAON”の発行は既に全国各地で行われており、これが39種類目(府県との提携は18例目)。
寄付目的は環境保護、文化、福祉などさまざま。券面はその地域や目的に合った写真やイラストが使われていて色とりどり。
(公式サイトでの紹介:http://www.waon.net/special/region/index.html)
ご当地WAONは発行当初は、その地元エリアでしか入手できなかったようだが、現在は全国販売されているものが多い。(全国どこで使っても、そのカードが目的とする寄付が行われる)
イオン秋田中央店(旧秋田サティ)でも、3階のサービスカウンターで地域別に分類してご当地WAONを発売している(39種全部ではなさそうだけど)。
それにしても、ご当地WAONは次々に出ている。なんでだろう?
WAONは2007年4月に発売され、既に約1970万枚が発行されているという。
既に持っている人は持っていて今後の発行数は頭打ちになっていくだろうから、起爆剤の意味合いなのか、それともコレクションされることも狙っているのだろうか。
さて、秋田のご当地WAONの名称は「あきた元気!WAON」。
報道によれば、
僕は今までWAONは持っていなかった。(総合的に考えると、ビューカードからSuicaにチャージした方が、ポイントによる割引率が高いから)
でも、毎月20日と30日にWAON決済すれば全品5%引きになるのは魅力だし、多少なりともふるさと秋田に貢献できるのならと、あきた元気!WAONを買うことにした。
事前の報道では、当初は秋田県内のみでの発売で、順次他地域でも発売していくとのことだったが、公式サイトによれば(東北他県のご当地WAONと同時に)最初から全国発売された模様。
今朝のイオン(旧ジャスコ・サティ)のチラシによれば、新発売を記念してこの週末にイベント(抽選会やプレゼント)があるようだ。
また、以前はマックスバリュ東北の店舗では、WAON購入者に300円の商品券をくれる(WAONは1枚300円なので実質無料で購入できる)キャンペーンをしていたが、今はやっていない。
したがって、初日の今日、WAONを購入しても特に特典はなさそうだったが、今日は30日で全品5%引きの日でもあるので、今日、WAONを買った。
カードはこんなデザイン
淡い色合いの背景に、竿燈やスポーツをする頭でっかち気味の子ども4人となまはげ1匹、そしてWAONの白犬がいる。
竿燈となまはげもいいけど、秋田といえば「秋田犬(あきたいぬ)」がいてもいいと思った。WAONの白犬と“共演”させたら楽しそうだったのに。
※千葉県の「犬吠WAON」では、その名のとおり白犬が歌っているし、「大阪ミュージアムWAON」では白い犬のほかに耳がグレーの犬も一緒にいる。
裏面
春夏秋冬の秋田の自然や行事の写真と秋田県マスコット「スギッチ」がデザインされている。
順番が前後しますが、WAONは袋に入って売られている。
開封するとこんなモノが入っていた
カード本体や説明書き(袋の窓から見えるようになっている)のほか、スタートガイドや約款が入っている。
そして、黄色い「まるっとポイントご利用ガイド」というのも入っていた。

聞き慣れない「まるっとポイント」についてはカード裏面にもURL(http://maltto.jp/)などが記載されている。
ざっと見たところ、「まるっと」とは、印刷・出版の廣済堂がやっているもので、WAONとは別の地域限定の共通ポイントサービスらしい。(ポイント付与率や有効期限がWAONポイントとは異なるので、互換性はなさそう)
ご当地WAONに、もう1つのポイントカード機能を持たせてあるということだろうか。
石川、富山と福島以外の東北5県が対象エリアのようだが、現在のところサイトで詳細が分かるのは石川県のみ。
石川県の場合、ポイントがたまる店は飲食店や美容室に偏っているような印象。
秋田では既に共通ポイントカード「ほっぺちゃんカード」が大きな知名度とシェアを得ているが、「まるっと」は普及するだろうか。
※2023年に購入したWAONの話。
今月14日に「秋田県とイオン株式会社の包括連携協定」が結ばれ、その第1弾がWAON発行。収益の一部が、スポーツ振興やスポーツによる地域活性化など、「スポーツ立県あきた」の推進に活用される。
このように、県や地域と連携した“ご当地WAON”の発行は既に全国各地で行われており、これが39種類目(府県との提携は18例目)。
寄付目的は環境保護、文化、福祉などさまざま。券面はその地域や目的に合った写真やイラストが使われていて色とりどり。
(公式サイトでの紹介:http://www.waon.net/special/region/index.html)
ご当地WAONは発行当初は、その地元エリアでしか入手できなかったようだが、現在は全国販売されているものが多い。(全国どこで使っても、そのカードが目的とする寄付が行われる)
イオン秋田中央店(旧秋田サティ)でも、3階のサービスカウンターで地域別に分類してご当地WAONを発売している(39種全部ではなさそうだけど)。
それにしても、ご当地WAONは次々に出ている。なんでだろう?
WAONは2007年4月に発売され、既に約1970万枚が発行されているという。
既に持っている人は持っていて今後の発行数は頭打ちになっていくだろうから、起爆剤の意味合いなのか、それともコレクションされることも狙っているのだろうか。
さて、秋田のご当地WAONの名称は「あきた元気!WAON」。
報道によれば、
初年度販売目標は5万枚。1枚当たり平均で年間4万円分使われると見ている。(総額20億円)
利用額の0.1%が県に寄付されるので、200万円ほどが寄付される見込み
とのこと。利用額の0.1%が県に寄付されるので、200万円ほどが寄付される見込み
僕は今までWAONは持っていなかった。(総合的に考えると、ビューカードからSuicaにチャージした方が、ポイントによる割引率が高いから)
でも、毎月20日と30日にWAON決済すれば全品5%引きになるのは魅力だし、多少なりともふるさと秋田に貢献できるのならと、あきた元気!WAONを買うことにした。
事前の報道では、当初は秋田県内のみでの発売で、順次他地域でも発売していくとのことだったが、公式サイトによれば(東北他県のご当地WAONと同時に)最初から全国発売された模様。
今朝のイオン(旧ジャスコ・サティ)のチラシによれば、新発売を記念してこの週末にイベント(抽選会やプレゼント)があるようだ。
また、以前はマックスバリュ東北の店舗では、WAON購入者に300円の商品券をくれる(WAONは1枚300円なので実質無料で購入できる)キャンペーンをしていたが、今はやっていない。
したがって、初日の今日、WAONを購入しても特に特典はなさそうだったが、今日は30日で全品5%引きの日でもあるので、今日、WAONを買った。

淡い色合いの背景に、竿燈やスポーツをする頭でっかち気味の子ども4人となまはげ1匹、そしてWAONの白犬がいる。
竿燈となまはげもいいけど、秋田といえば「秋田犬(あきたいぬ)」がいてもいいと思った。WAONの白犬と“共演”させたら楽しそうだったのに。
※千葉県の「犬吠WAON」では、その名のとおり白犬が歌っているし、「大阪ミュージアムWAON」では白い犬のほかに耳がグレーの犬も一緒にいる。

春夏秋冬の秋田の自然や行事の写真と秋田県マスコット「スギッチ」がデザインされている。
順番が前後しますが、WAONは袋に入って売られている。

カード本体や説明書き(袋の窓から見えるようになっている)のほか、スタートガイドや約款が入っている。
そして、黄色い「まるっとポイントご利用ガイド」というのも入っていた。

聞き慣れない「まるっとポイント」についてはカード裏面にもURL(http://maltto.jp/)などが記載されている。
ざっと見たところ、「まるっと」とは、印刷・出版の廣済堂がやっているもので、WAONとは別の地域限定の共通ポイントサービスらしい。(ポイント付与率や有効期限がWAONポイントとは異なるので、互換性はなさそう)
ご当地WAONに、もう1つのポイントカード機能を持たせてあるということだろうか。
石川、富山と福島以外の東北5県が対象エリアのようだが、現在のところサイトで詳細が分かるのは石川県のみ。
石川県の場合、ポイントがたまる店は飲食店や美容室に偏っているような印象。
秋田では既に共通ポイントカード「ほっぺちゃんカード」が大きな知名度とシェアを得ているが、「まるっと」は普及するだろうか。
※2023年に購入したWAONの話。
ご当地WAONと言えば、派生のサッカー大好きWAONの秋田版として、大好きブラウブリッツWAONも出ました。
寄付先が県かブラウブリッツ球団会社かの違いはありますけど。
あと、まるっとは、後に富山石川宮城のみになっていて、提供元の廣済堂も撤退して、サービス提供はフェリカネットワークスが継承しています(これに伴い、まるっとの会員登録は不要になった。旧登録も、すでに付加されたポイント以外はフェリカネットワークスに継承されない)。
まるっと自体は、icscaの提示(icscaは電子マネー機能は提供されていないので)でも使えるので、フェリカポケットの仕組みがあれば組み込みは可能と思われます(バージョンアップが必要な場合とか、カード毎のロット番号が必要なものの割当があるかとかはあるようですが)。
自治体に寄付と言えば、「飛騨市ファンクラブ会員証」等もあります(「福山市ファンクラブ会員証(仮称)」も今後登場予定)。楽天会員サイトで会員証のEdy番号を登録して、会員証に付加された楽天Edy利用額に応じて、飛騨市に企業版ふるさと納税を楽天負担で行うというもの。利用者負担は原則ないです(楽天ポイントカードではないけども、楽天Edyでの決済ポイントは普通に付与されます)。
ならば、nanacoにもその仕組みがあってもいいかもですね。
あとは、「秋田県ファンクラブ会員証(仮称)」とかが将来作られるのであれば、CoGCaがある伊徳およびタカヤナギは無理にしても、ドジャース商事とかマルエーうちやあたりで大々的にやっていただけるといいかも。会員証とは違う形で、楽天Edy等が入手できるようになるでしょうし。
消費生協で楽天Edyを導入しているところも一部地域でありますが、コープ東北加盟生協はMiiCAが順次導入される予定(現在はみやぎ生協のみ導入済)なので、コープあきたは望みが薄いと思います。農協だと、島根県農協が、合併時の実質的な存続農協だった旧いずも農協のサービスを継承して楽天Edy一体の会員証を出しているケースもあります(JA新あきたライフサービスは、現在はAコープが大正寺にしかないので、全県一区の一歩手前ぐらいの超広域合併でもしないとサービスが享受しづらいでしょうから、導入は難しいと思いますが。そういえば、マルエーうちやのジェイ・マルエーブランドでない店舗も、大正寺にしかないですね)。
楽天Edyに関しては、DCMホーマックでも、カードを販売すればいいのにという気もします(全店、Edyチャージャーを設置済)。
イオングループからは、持株会社(当時のDJHD)設立の少し前から離れつつあるわけですし。
エンクローズする必要のないところから、順次決済対応、カードの購入がすんなりできればいいなと思います。
となれば、発行元の業務はもうなくなるわけでしょうから…清算でしょうかね。秋田ではさほど話題にもなっていないですが、20年ちょっとの歴史でした。
まるっとも、秋田ではフェードアウトしたわけですか。
地元ならではの店で、地元ならではのシステムのポイントサービスがあれば、おもしろくなりそうです。ほっぺちゃんカードももう少し遅くできていれば、電子マネーと一体化したりしていたでしょうか。
Edyを入手して最初に使った店がホーマックでした。秋田の店では、あまり使う人がいないようで、クレジットカードと間違われそうになったこともあります。
使えるならば、とことん便利に使えるようにしてほしいですから、カードを売るというのもいいでしょうね。ホームセンターサンデーではWAONを売っているし。