広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

仲小路通行止と思いきや

2010-09-21 20:06:41 | 秋田のいろいろ
旧日赤病院・婦人会館跡地の再開発事業始動に伴い、一部が道路として廃止され、分断されてしまうことになった秋田駅前の市道「仲小路」。(前回の記事はこちら
今までは、公道でなくなって車両は通れなくなったが、通路の扱いで歩行者は通行できた。その後、計画見直しとかいろいろあったようだが、やっと着工することとなり、ついに通路としても通れなくなる(完全通行止)ことになった。
看板は「8月下旬から通行止め」のまま
先週末配布された秋田市の広報紙(広報あきた)や、秋田市市勢活性化推進本部のサイトには、「9月21日以降 全面通行止め」とあり、つまり今日から通れなくなるものと思っていた。
名実ともに仲小路が分断されてしまい、秋田市の未来を決定づけるかもしれない再開発事業が動き始める記念すべき日を記録しておこうと、午後、現地へ行ってみると…
あれ? なにも変わってないじゃん!
昨日までと同じく、通路として開放されている。(ホントは自転車は降りて通らないといけません)

「中通一丁目地区市街地再開発組合」のサイトを見ると、今日付で「旧仲小路の一部区間通行止めの変更について」とあり、
 「9月17日号広報あきたにてお知らせしていました、仲小路(市道)の一部区間の全面通行止めについては、仲小路振興会の要請を受け、既存建築物の解体工事中ではありますが、歩行者の安全確保が可能な期間において可能な限り通行できるよう配慮することといたしました。
 「歩行者の安全確保が可能な期間内(概ね10月中旬まで)において暫時歩行者の通行を継続(全面通行止めの時期については、解体工事の工程を勘案し決定します。)します。
とのこと。
地元商店街から要望があって、工事が本格化するまでさらにあとひと月ほどは、通行できることにしたってわけか。
北西角付近から
今日、外から見た感じでは、特に工事が行われているようには見えなかったが、解体されるビルの内部で何か始まったのかもしれない。
この事業では、広小路に面した2つのビルが解体されると思われる。かつて長崎屋秋田店が入っていたという(記憶にないけど)「古沢ビルディング」と、かつて河合楽器が入っていた「日本生命秋田ビル」がなくなってしまうはず。

さて、8月下旬に、通行止め区間側に設置されていた歩行者用信号機が撤去されたことを記事にしたが、おそらく同時に通行止め区間に向かって設置されていた車両用信号機も撤去されていた。
西側の交差点はLED式の縦型だったので、撤去後はどこかへ再設置されるのだろうが、
東側(明徳館高校前)の交差点
上の写真、左の青丸は歩行者用信号機跡、右の赤丸が車両用信号機跡。
明徳館高校前になぜか1台だけ更新されずに残っていた、1985年頃からあった電球式の独特のデザインの横型信号機(こちらで紹介)もついに撤去され、アームだけが残った。
さすがにこの信号機は廃棄されてしまっただろう。(2台の歩行者用はまだ現役です)

今後も折を見て、ご紹介するつもりです。※次はこちら
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