gooブログ終了に伴う移転先として、はてなブログを開設して、試験運用することにしました。最初に、この記事と同じものを、とりあえずアップしてみました。内容は同一なので、あえてご覧いただく必要はないと思いますが、いちおうお知らせします。
2025年の秋田市のソメイヨシノは、4月15日に開花(この記事で少々)、4月18日に満開(平年より4日早く、昨2024年より4日遅い)となった。
このところ雨模様の日が多く、19日・土曜日はくもり気味の晴れだったが、金曜も日曜も雨だった。
再びくもり気味の晴れとなった21日昼に、千秋公園の二の丸と本丸を駆け足で回った。※2024年の散りかけの千秋公園の桜。

気象台発表よりは開花状況が遅い千秋公園も満開。そして、衰えた千秋公園のソメイヨシノとしては、上々の花付き。
気温は12℃ほどで暑くも寒くもなく、休日には及ばないが、なかなかの人出。
シートを敷いて宴会する人は多くない。まだ地面が湿っていて、シートを敷くにしても大変そう。
少人数でぶらぶら歩きながら花見する人が多いのだが、千秋公園周辺の複数の中学校・高等学校の生徒が、学校の授業の一環として訪れてもいるようで(学校によって違うかもしれないが、買い食い・食べ歩きも許されていた)、平均年齢は若い。お昼だからか、高齢者施設の一行は見なかった。


以下2つは、毎年恒例のアングル。


↑左側(二の丸の崖側)が、ソメイヨシノから植え替えられたジンダイアケボノのはずだが、手前側の数本は花が付いていない? まだ咲いていない? 確認しそびれた。

ジンダイアケボノは、ソメイヨシノと血のつながりがあり、ソメイヨシノより花色はやや濃く、開花時期はやや早い。
病気に強く、ソメイヨシノほど大きくならないといったメリットがあって、ソメイヨシノの後継品種として、全国で植え替えが進んでいるそうだ。

日本人にとって、桜といえばソメイヨシノ、桜の花の色といえばソメイヨシノの白っぽい淡いピンク色を、まずは連想するだろう。このままジンダイアケボノへの交代が進めば、50年後・100年後の日本人がイメージする桜の色は、今より濃くなっているに違いない。
だけど、ソメイヨシノができたのも、古くても200年ほど前なので、それ以前の日本人にとっての桜は、また違う品種だっただろうから、違う桜の色を連想していたのかもしれない。人々の概念も世代交代していく。
※秋田市内の桜の名所であった、楢山~牛島の太平川は、こんな状況になってしまった。
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