広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

積雪の街と仲小路のタイル

2012-12-19 22:32:29 | 秋田の季節・風景
12月10日前後に本格的な積雪となった秋田市は、その後、雪が融けていた。
昨日18日夜から再び雪が降り、19日朝には積雪10センチ、昼間も降り続けて16時には24センチとなった。最高気温の0.4度は早朝に観測、昼間はずっとマイナス2度台で推移する、寒い一日だった。いよいよ本当の真冬という実感。
アトリオン前(仲小路側)のクリスマスツリー(?)も雪まみれ。左奥のオブジェは常設
【20日追記】20日付秋田魁新報秋田市地域面によれば、「積み杉ツリー」というそうだ。美短の学生が考案したもので、秋田杉の角材を積み上げたもの。美短には、秋田杉を活用した街並みデザインに取り組んでいる教員がいるので、その関連だろう。雪に埋もれてしまっているが、この記事下のほうの仲小路の写真にもそれらしきものが写っている。

1か月前からクリスマスツリーが設置されていた、ぽぽろーど西端・大屋根東端のフォンテAKITA前。恒例の殺風景な風除けが設置された。
屋根にも雪が積もって暗い
たしか先週末にはまだ設置工事の途中だったので、今回の寒さに間に合ってよかった。
この風除けでも、秋田の風雪に対しては万全ではない。
すき間から入り込んだ雪が、うっすらと積もっている
エスカレーターにも、雪が付着している。
雪を寄せた(掃いた)形跡はあるが、エスカレーター壊れないかな
その雪はクリスマスツリーにも、かすかに付いた。
粉雪状でいい雰囲気?!

撤去後の様子


仲小路
この記事この記事で紹介したように、仲小路では、再開発完成に合わせて歩道に融雪装置が設置された。
融雪装置自体も助かるが、表面に滑り止めの溝(ノンスリップライン)があるブロック「TOYOユニバーサルペイブ」が敷かれているだけあって、雪が積もってもとても歩きやすい。

【12月21日追記】以下の内容については、翌々日21日には対策がされており、ひとまず安全になりました(記事末尾のリンク先参照)。以下は19日のアップ時点での内容です。
でも、ある場所で、ツルンという感覚になった。履いていた靴は冬仕様で新品(安物だけど)なのに、なんで?
矢印の部分
仲小路のタイルには、所々に、与次郎キツネの物語や中心市街地に関するクイズが描かれたイラスト入りのタイルがはめ込まれており、それには滑り止めの溝がない。
こんなタイル
その部分で滑ってしまったのだ。上から[靴底・雪・タイル]という位置関係で、雪とタイルの間で滑るため、靴の性能はあまり関係ないのかもしれない。
秋には、このタイルに樹脂を塗布して、滑りにくくする作業が行われていたのを見かけたが、それでもやっぱり滑るんだ…

特に今日は気温が低く、雪が降り止まない天候だったので、融雪装置の処理能力が追いつかず、積雪に隠れてそのタイル自体が見えない箇所もあった。また、絵入りタイルは30センチ角ほどで比較的大きいので、運が悪いと靴底全面がタイルの上に乗ってしまうこともあり、そうなるとさらに滑りやすいかもしれない。
ものすごく危険とか、必ず転倒するというような状態ではないが、高齢者や雪に不慣れな旅行客も多く通る道だから、もう少し何らかの配慮が必要かもしれない。(道路管理者の秋田市には伝えてあります)
仲小路を歩く時は、ご注意を!
翌日の積雪状況など
【12月21日追記】仲小路のタイルは、21日には上をコーンで覆う措置が取られており、(コーンがずれない限りは)危険はなくなりました。でも、仲小路に限らず、傾斜、鉄板やマンホール等々、滑りやすい箇所は少なくないので、引き続きご注意を。
コメント (2)
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