14日、秋田駅中央改札口そばの自由通路際で、何やら工事中。
自由通路から改札口に向かって左側、近距離自動券売機が並んでいる場所。
作業はほぼ終了していた
工事の誘導員にきっぷの買い方を聞いているお客がいたけれど、聞かれたほうもちゃんと教えていたみたい。ご苦労なことです。
左が自由通路・右が改札口
3台並んだ券売機の左隣で工事中。券売機1台分くらいのスペースを紙で覆っている。
というか、少し前までは、この部分にも、左側3台と同じ近距離券売機が収まっていた。
(再掲)10月下旬。ちょっと分かりにくいけれど、4台並んでいた
ちなみに、さらに以前、1997年に今の駅舎ができてからしばらくは、今券売機が並んでいる左の角を曲がったみどりの窓口寄り(現在ポスターを張っている部分)にも、2台くらいは近距離券売機があったはず。今回工事が行われていた場所には、昔はオレンジカードの販売機があった。
工事写真撮影用の黒板を拝見すると、「工事名:秋田本屋1号券売機室改良工事」とあり、「JR東日本ビルテック」が施工した模様。
※「本屋」とは駅本体の建物のことを指すと思われる。
翌15日には、工事が終わっていた。
手前。「調整中」でまだ使えないけれど、新しい券売機が設置された!
上の大きな表示は、赤地に「クレジットカード専用 新幹線・特急指定席」とある。
下の小さい表示は、「指定席 自由席 乗車券 定期券 おトクなきっぷ えきねっと予約受け取り 大人の休日倶楽部割引きっぷ」。
つまり、秋田駅のみどりの窓口内など、既に多くの駅に設置されている、「指定席券売機」と同機能。それから現金決済機能を省いた「クレジットカード専用指定席券売機」ということのようだ。(印字部分は秋田駅の既存のものはインクリボン式だが、新設されたものは感熱紙式だと思われる)
今回の工事は、近距離券売機を1台減らし、跡にクレジット専用指定席券売機を設置する作業だったことになる。
ここ5年ちょっとの間だろうか、JR各社では、指定券を購入できる自動券売機を導入している。
券売機というより、駅や旅行会社の窓口にある発券装置「MARS(マルス)」を客が操作できるようにした「顧客操作型マルス」という位置付けで、Windowsがベースの機械。
JR西日本では「みどりの券売機」、JR東海では「エクスプレス券売機」、JR東日本ではそっけなく「指定席券売機」と呼んでいるけれど、実際にはほぼ同じ機械。
「MV-○○」という型番の一連のシリーズなので、「MV端末」と呼ばれることもあるようだ。
JR東日本では積極的に導入を進めていて、新幹線停車駅にはおそらく完備。現在は横手、大館などの市の中心駅や、みどりの窓口を閉鎖して遠隔対話式券売機を設置したが、それも廃止された男鹿、土崎などの中規模駅にも設置されている。
また、他社では、その名の通り「指定席」、しかも限られたエリア内のものしか購入できなくしている所もあるが、JR東日本ではその制限がほとんどなく、全国各地の乗車券だけでも購入できるなど、「指定席券売機」の名前以上の多くの機能を備える。
窓口に並んで、なんていうか知識があまり多くない駅員さんを相手にしてきっぷを買うより、ずっとスピーディ。
JR東日本ではここ最近、クレジットカード専用の指定席券売機を、大都市圏の駅(首都圏のほか仙台にもあったかな)に設置しているが、秋田駅のような地方にも波及してきたことになる。
現金投入・釣り銭口がない以外は、従来型と同じか
そういえば、使えるカードのブランドの一覧が貼られていないけれど、これからなのかな。暗証番号が設定されていれば、ほとんどの国際ブランドのカードで決済できる。
秋田駅のみどりの窓口内の指定席券売機は3台あるが、「こまち」の発車直前などは、それなりに混雑することも多い。その解消の目的もあって、1台増設したのだろうか。
みどりの窓口内には指定席券売機が既にある
ただ、近距離券売機の隣という設置場所では、みどりの窓口と離れており、気づかれにくいそう。そして逆に、改札口に近いので、乗車直前に近距離券売機感覚で使おうと思っても、カード専用で使えないという人が出るだろう。
きっぷをクレジットカードで買う派としては、待たずに使える“穴場”にはなりそうです。
ということは、秋田駅中央改札口の近距離券売機は、わずか3台になってしまった。(他の2つの改札口には、2台ずつ設置)それだけ、在来線の利用者が少なくなったということなのかもしれない。
※稼働開始後の様子
※2016年11月に、秋田駅のみどりの窓口等のリニューアルが行われ、その一環として、クレジットカード専用券売機が移設された。現金も使える券売機と並んで、みどりの窓口の中に並んで設置された。この記事参照。
自由通路から改札口に向かって左側、近距離自動券売機が並んでいる場所。
作業はほぼ終了していた
工事の誘導員にきっぷの買い方を聞いているお客がいたけれど、聞かれたほうもちゃんと教えていたみたい。ご苦労なことです。
左が自由通路・右が改札口
3台並んだ券売機の左隣で工事中。券売機1台分くらいのスペースを紙で覆っている。
というか、少し前までは、この部分にも、左側3台と同じ近距離券売機が収まっていた。
(再掲)10月下旬。ちょっと分かりにくいけれど、4台並んでいた
ちなみに、さらに以前、1997年に今の駅舎ができてからしばらくは、今券売機が並んでいる左の角を曲がったみどりの窓口寄り(現在ポスターを張っている部分)にも、2台くらいは近距離券売機があったはず。今回工事が行われていた場所には、昔はオレンジカードの販売機があった。
工事写真撮影用の黒板を拝見すると、「工事名:秋田本屋1号券売機室改良工事」とあり、「JR東日本ビルテック」が施工した模様。
※「本屋」とは駅本体の建物のことを指すと思われる。
翌15日には、工事が終わっていた。
手前。「調整中」でまだ使えないけれど、新しい券売機が設置された!
上の大きな表示は、赤地に「クレジットカード専用 新幹線・特急指定席」とある。
下の小さい表示は、「指定席 自由席 乗車券 定期券 おトクなきっぷ えきねっと予約受け取り 大人の休日倶楽部割引きっぷ」。
つまり、秋田駅のみどりの窓口内など、既に多くの駅に設置されている、「指定席券売機」と同機能。それから現金決済機能を省いた「クレジットカード専用指定席券売機」ということのようだ。(印字部分は秋田駅の既存のものはインクリボン式だが、新設されたものは感熱紙式だと思われる)
今回の工事は、近距離券売機を1台減らし、跡にクレジット専用指定席券売機を設置する作業だったことになる。
ここ5年ちょっとの間だろうか、JR各社では、指定券を購入できる自動券売機を導入している。
券売機というより、駅や旅行会社の窓口にある発券装置「MARS(マルス)」を客が操作できるようにした「顧客操作型マルス」という位置付けで、Windowsがベースの機械。
JR西日本では「みどりの券売機」、JR東海では「エクスプレス券売機」、JR東日本ではそっけなく「指定席券売機」と呼んでいるけれど、実際にはほぼ同じ機械。
「MV-○○」という型番の一連のシリーズなので、「MV端末」と呼ばれることもあるようだ。
JR東日本では積極的に導入を進めていて、新幹線停車駅にはおそらく完備。現在は横手、大館などの市の中心駅や、みどりの窓口を閉鎖して遠隔対話式券売機を設置したが、それも廃止された男鹿、土崎などの中規模駅にも設置されている。
また、他社では、その名の通り「指定席」、しかも限られたエリア内のものしか購入できなくしている所もあるが、JR東日本ではその制限がほとんどなく、全国各地の乗車券だけでも購入できるなど、「指定席券売機」の名前以上の多くの機能を備える。
窓口に並んで、なんていうか知識があまり多くない駅員さんを相手にしてきっぷを買うより、ずっとスピーディ。
JR東日本ではここ最近、クレジットカード専用の指定席券売機を、大都市圏の駅(首都圏のほか仙台にもあったかな)に設置しているが、秋田駅のような地方にも波及してきたことになる。
現金投入・釣り銭口がない以外は、従来型と同じか
そういえば、使えるカードのブランドの一覧が貼られていないけれど、これからなのかな。暗証番号が設定されていれば、ほとんどの国際ブランドのカードで決済できる。
秋田駅のみどりの窓口内の指定席券売機は3台あるが、「こまち」の発車直前などは、それなりに混雑することも多い。その解消の目的もあって、1台増設したのだろうか。
みどりの窓口内には指定席券売機が既にある
ただ、近距離券売機の隣という設置場所では、みどりの窓口と離れており、気づかれにくいそう。そして逆に、改札口に近いので、乗車直前に近距離券売機感覚で使おうと思っても、カード専用で使えないという人が出るだろう。
きっぷをクレジットカードで買う派としては、待たずに使える“穴場”にはなりそうです。
ということは、秋田駅中央改札口の近距離券売機は、わずか3台になってしまった。(他の2つの改札口には、2台ずつ設置)それだけ、在来線の利用者が少なくなったということなのかもしれない。
※稼働開始後の様子
※2016年11月に、秋田駅のみどりの窓口等のリニューアルが行われ、その一環として、クレジットカード専用券売機が移設された。現金も使える券売機と並んで、みどりの窓口の中に並んで設置された。この記事参照。