田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

年収300万、40代で2億貯めた男の通帳履歴 2ch.net

2014年11月07日 | 仕事
 2ちゃんねるの記事です。大学を卒業して就職したが一年半で体を壊し退職。再就職はアルバイトから正社員になった。退職するまでの貯金で株を購入していた。再就職後は時間に余裕があったので株に打ち込む時間ができた。

 郵政選挙で自民党が圧勝し、不動産流動化銘柄が2~3倍になり、2005年9月に2400万円だった資産は、12月には4518万円まで膨れ上がった。12年から13年にかけて。野田佳彦首相が衆議院解散を明言した。1週間後資産が1億円に到達し、その後のアベノミクス効果でどんどん増えていったと、株式ドリームが書かれているが、はたして真実であろうか?。

 
 私の持論は『儲ける裏に損する奴がいる』です。この世の中はプラスとマイナスが同じ数値で動いていると確信しています。株は買い手と売り手で売買が成立してるとの信念を曲げないので、儲けも損にも縁がありませんでした。

 
 今から25、6年前、一つの仕事を終え顧客宅へ集金に伺いました。とても信頼されていましたので、即日、報酬の支払いがいただけると思いました。ところが、茶室で儲け話を指南され、土地購入を私に勧めました。いわゆる土地転がしで、短期間で利益がでるという甘い話です。資金は即刻用意するとのことでしたが、私の持論を展開しました。その時の顧客の持論は『土地の価格に応じて賃金も物価も上昇する。誰も損はしない』というものでした。私はその話に乗らず、その儲け話とは単位が違う小額の報酬をいただき帰りましたが、信頼関係は薄くなりました。

 
 その後は書くまでもありません。バブルが弾け、顧客は蓄財した部分では返済に追いつかず、先代からの財産も手放しました。私との仕事の縁も切れました。顧客の取り巻きの経済通の輩に入れ知恵された結果、『損する奴』の仲間になってしまったのです。そんな気持ちで2ちゃんねるの記事を読みました。誰もが儲かるなんて話はありません。信念を持ちましょうね。惑わされる人がありませんように。