二ヶ月ほど前の話題ですが、元SPEEDのメンバーで、歌手の上原多香子さんのご主人が亡くなりました。上原さんは葬儀で喪主を勤められました。それに関する週刊誌の記事の見出し『故TENNさんの母 妻・上原多香子に「息子の骨渡せん」の理由』が大きな誤解を生じさせた気がします。この見出しだけでは、ご主人のお母さんと上原さんに対立があるかのように思えてなりませんでした。電車の中吊広告だけを多くの人が読みますから、文字を使ってご商売をする人は肝に銘じて作文してください。売り上げを増やすために、見出しにインパクトが必要なことは解りますが、間違っても意味の取り違えを企てたり、ことさら大げさに表現することはいけません。
上原さんの義母は「息子の骨は渡せん。うちで預かる」と言うて連れ帰ったそうです。その訳は「多香子さん、まだ31才やで。骨なんかもろても、何が起きるかわからんやん。半年後に別の人と入籍するかもわからんし。それやのにこれあったら足枷やろ」と息子の嫁の将来のことを考えてくれているのです。こんなやさしい言葉、なかなか言えることではありません。
ふと思うことがあります。近頃、離婚が多くなりました。離婚が多くなれば、当然再婚も多くなるはずです。死別再婚の場合、亡くなった伴侶のお骨がある場合が多いでしょう。将来位牌が同じ仏壇で良いのか、お骨が同じお墓で良いのか、など考えておく必要があります。だって「死んでからも同じお墓は嫌だ」などと言える時代ですからね。
上原さんの義母は「息子の骨は渡せん。うちで預かる」と言うて連れ帰ったそうです。その訳は「多香子さん、まだ31才やで。骨なんかもろても、何が起きるかわからんやん。半年後に別の人と入籍するかもわからんし。それやのにこれあったら足枷やろ」と息子の嫁の将来のことを考えてくれているのです。こんなやさしい言葉、なかなか言えることではありません。
ふと思うことがあります。近頃、離婚が多くなりました。離婚が多くなれば、当然再婚も多くなるはずです。死別再婚の場合、亡くなった伴侶のお骨がある場合が多いでしょう。将来位牌が同じ仏壇で良いのか、お骨が同じお墓で良いのか、など考えておく必要があります。だって「死んでからも同じお墓は嫌だ」などと言える時代ですからね。