韓国時代劇オクニョ

　妻は韓国時代劇が好きだ。私も見てしまうが他愛もないドラマだ。荒唐無稽、幼稚というか、少し考えても突っ込みどころが多すぎる。先代の王に寵愛を受けた女性の子が、王妃の身分を隠しながら、母の仇を討ち、現王を助ける話だ。
　
　強きを倒し弱きを助ける、水戸の黄門様を超越する勧善懲悪ドラマだ。このドラマを韓国ではどのように見ているのだろうか。史実として見ているのだろうか。我が国でも黄門様を史実として信じている人も少なくない。

　考えれば、悪者がいて善人を苦しめる。苦しいのは悪者がいるからだ。悪者はどこにいる。などと単一的に考えを進めると、都合のいい言葉に惑わされてしまう。もしかしたら、オイラも・・・。
　
　近頃の韓国の風潮を考えるとこんなのかもしれないと思う今日このごろ。