仕方がない

　今日は団地の外掃除です。外が騒がしくなり、妻が急いで出ていきました。８時半から始まります。近頃は空き家が増え、すっかり高齢化で、お休みの人が多いのです。幸いにも私の班は、ジムの慰安旅行で二人が欠席、先日ご主人を亡くされた奥様も、元気でお顔を出しなさったそうです。
　
　外掃除の主な目的は、組合からの伝達より、奥様たちの情報交換の場です。高齢化し、家族環境も似た者ですから、情報も偏りますが、これはこれで良いことだと思います。こんな楽しげな場所に、男は中々入れませんし、入らないほうが良いように思えます。
　
　お隣は空き家ですが、近くに住む娘さん（６０代独身）がお掃除のときだけ、来てくださいます。そのお宅に蜂の巣があるとかで、私に出動依頼。殺虫剤とハエたたきを持参、いざお隣へ。てっきりアシナガバチだと思っていたら、見慣れないトックリ型です。『地蜂』とたかをくくって落としたら、なななんと！初期のスズメバチの巣でした。
　
　受精を終えた最初の嬢王蜂が作り始めた巣なのでしょう、女王一匹だけいました。慌ててハエたたきで叩きました。飛び廻り出したら危険でした。やはり殺虫剤を噴霧してから落とすべきでした。それにしても、危険昆虫と絶滅危惧種、同じ生命でなんと重さのちがうことやら、合掌！。
---------------------------------------------------------------



---------------------------------------------------------------