田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

籾殻焼き

2017年07月25日 | 日記
 九州に続き東北、北陸でも洪水、水をかぶった田を見ました。長く水に浸かると稲はダメになると聞きました。厳重な水管理がされている稲ですから、一時でも水に長時間浸かれば収穫に影響すると思います。
 
 団地の近くの水田の稲も、水面が見えぬほど成長しています。機械化された農業は、田植え稲刈りの時間が短く、なかなか見られなくなりました。突然に細い苗が一面に植えられたり、黄金の稲穂が突然に無くなるのですから、田植えや稲刈りが終わったことに気づきます。
 
 近頃は刈り取った田で、積まれた籾殻を焼く光景を見なくなりました。それでもあの独特な香りが団地まで漂ってくることがあります。燻製にも似た香りはとても懐かしく、少し悲しく、それでも嬉しい香りです。
 
 でも、こんな世の中です。あのような香りにも好き嫌いがありますから、きっと苦情もあるのでしょう。籾殻の使いみちが無くなったよりも、きっと苦情の処理が大変なのでしょう。
 
 枯れ葉も燃やすには消防署への連絡が必要、焼き芋を子供達に見せられなくなってはや40年です。こんなことをふと考えたのは、タバコの副流煙は喫煙より危険との記事を読み、これが有害なら、多かれ少なかれ、籾殻も枯れ葉も同じことだったのかな?と、不思議を感じた暑い夏の夕刻でした。