田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

アリジゴク

2017年07月07日 | 日記
 朝刊でアリジゴクの記事を懐かしく読みました。アリジゴクの成虫がウスバカゲロウであることは、幼い頃から知っていました。ですが、ウスバカゲロウが、極楽とんぼと呼ばれているとはじめて知りました。私の幼いころ『ヘビトンボ』などと呼び、誰からも好かれていませんでした。なぜヘビトンボなどと言ったのでしょうか?。
 
 ネットで調べると、たしかにヘビトンボは存在しています。幼虫はカワムカデとあり、故郷では『ガイムシ』と呼ばれていました。魚釣りをしない私は、嫌いな水中生物の一つでした。再びガイムシをネットで検索するとヒットします。昔々言っていたことが、あながち方言や俗称の的外れでは無かったことに驚かされます。
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 さて私の思い出、アリジゴクを採集に行った夜、必ず頭が痛くなり、ひどく発熱しました。何度もそれを繰り返すので「アリジゴク採り」が禁止されました。隠れて行った時も発症、さすがに自分自身も怖くなりました。父母が「ぼんのくぼを干すから熱がでるのだ」と、夏には必ず、麦わら帽子が強制された私でした。注記ですが、ぼんのくぼも正しい表現なのですねぇ。
 
 記事の中にエンテロバクター・アエロゲネス菌と共生関係にあるとあります。私は、アリジゴクを素手で採らまえていたので、もしかしたら、私はその菌に敏感だったかもしれません?。んで、エンテロバクター・アエロゲネスをネット検索しました。
 
 エンテロバクター属はグラム陰性の非芽胞形成通性嫌気性の桿菌で真正細菌の一属だそうで、土壌、水や汚水、糞便中にみられる。4から6本の鞭毛を持ち運動性がある。日和見感染、尿路感染症の原因菌の一つとあります。難しくって推測しかできませんが「ミミズにオシッコかけてチンチン腫れた」との話は幾度となく聞きました。きっとこれだと思います。
 
 んで、私はもしかしたら、日和見感染症だったかもしれません。夕方頃からひどい頭痛が起き、熱を測ると41度・・・・隣町の氷が届けられ、氷枕に氷嚢で寝させられました。夜にお医者さんが来て、お尻に注射され、体温が何度も上がったり下がったり。その上がり下がりが極端で、家族からは「トンボ熱」と言われました。お尻の注射は抗生物質、ペニシリンだったと思います。日射病とかの、偶然の出来事じゃなかったのでしょうねぇ。日射病は今の熱中症、お尻に注射は無いでしょう。
 
 その頃のもう一つの思い出。はじめてイチジクを食べ、猛烈に耳の中が痒くなったことがありました。イチジクがそんなに美味しくなかったのと、怖さから二度と食べずに今に至っています。ネットで調べたら、世の中に同じ症状を訴える人がいました。アレルギー反応だそうです。
 
 可哀想にも、幼かったオイラは、知らず知らずに、アリジゴクの反撃を受けていた、かわいそうな子だったと思っています。おしまいッス。