光熱費が安くなるって？

　昨日（１月２８日）の夕食時に電話がありました。「○○（国内大手機械企業）ニンテイテン○○○です。オタクの光熱費が安くなることをご存じですか？」と滑舌の悪い、若い女性の電話がありました。

『もう一度、会社名を言ってください』と、二、三度聞き直して、ニンテイテンが認定店であることが分かりました。

『光熱費とは電気料金を言うのですか？』と聞いたら、「電気料金、ガス料金、灯油料金、すべてです」と大風呂敷を広げました。怪しい、絶対に怪しい。

『なぜ私宅に電話をしたのですか？』と確かめたら、
「国勢調査で使われた○○○（アルファベット３文字）の機械を使い、あなたの電話番号の下４桁がヒットしました」って！！。

国勢調査で使われた機械って初耳です。言いたいのはＲＤＤ（乱数番号法、Random Digit Dialing）だと思い『国勢調査では機械など使わないよ。言いたいのはＲＤＤでしょ』しかし答えず、長い沈黙を返したあげく、
「オタクの光熱費が安くなるお知らせをしているだけです」と繰り返す。

　『分かった分かった。この原油安だから、電気料金も下がるだろうよ。引き落とされる金額を楽しみにします。そして、二度とこの電話に、このような話をするためにかけちゃいけないよ。老婆心ながら言っておくけど、君が言う国勢調査は世論調査のことだろ。読み間違えたよね』しばし沈黙。
「はい、ありがとうございました」って（脱力感）。後味悪かったなぁ。

　近頃固定電話を保有しているのは高齢者がほとんど。高齢者が年金で、爪に火をともすように生活していて『電気料金が安くなる』なんて言葉は魅力的だろうと思うのです。オイラもそのうちに騙されるのかなぁ・・・・。おしまい。
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