田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

常夜灯

2016年01月05日 | 日記
 初詣に行った神社は、保育園をはさんで、大中さまざまな祠群があります。一番大きな祠は、人ひとりがやっと入れるほどで、新しいガラス戸が作られていました。小さな神楽殿と本殿の造りのようです。神楽殿だとしたら、ガラス戸は要らないと思うのですが、きっと何かの理由があるのでしょう。
 
 他には『千人力』の石碑や『修学碑』等、名もない小さな祠が塀沿いにあります。中央に大きなクスノキ(樹木札が下がっていました)があります。そして出入り口にあたるところに鳥居があり、その両脇にこの常夜灯が一対あります。建立昭和十年、寄進者のお名前も劣化して剥がれ落ちています。
 
 私はここで中学生活を送りましたので、その時代から建っていたことになります。そう言えば友人の多くは、隣の保育園に行っていたと、聞いたことがあります。
 
 それにしても、常夜灯とは、昔はどんな意味だったのでしょうか。一番上に火を灯したのでしょうか。神社は空襲で被災していますから、寄進者の剥落はそのせいかもしれません。
 
 Wikiによれば「神社などの常夜灯は信仰の対象として設置されている」ともありました。私は、常夜灯と聞くと中島みゆきさんの「常夜灯」を考えてしまいますが、
♪ 常夜灯が点いているから あたし泣かないわ
  常夜灯が点いているから あたし泣かないわ
  もう二度とあの人が通って来ない曲がり角を
  ひとりきり帰るけど
  あの人が消し忘れて行った 常夜灯が
  点いているから あたし泣かないわ

とあるから、家の門灯のことだろうねぇ。
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