田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

若い夫婦が・・・

2014年10月20日 | 日記
 先ほど団地内の若夫婦が転居の挨拶にいらっしゃいました。ますます団地の高齢化が進みます。この若夫婦の夫君は地元の子、私の息子の一つ下だそうです。彼が「田神さんの息子さん憶えています。小学校で面倒見てもらいました。でもA君(息子の名前)には俺のこと聞かないでください。俺中学ではメチャメチャの悪で、学校にも行ってないし、評判は最低でしたから・・。この団地に入るのをためらったのですが、爺ちゃんが買ってくれたので・・・」とお金持ちの孫息子でした。奥様とは同い年で職場が縁で知り合ったそうです。

 
 過去、オイラは水漏れ事故の立会いを依頼され、彼の室に行った記憶があります。禁止されている猫を飼っていました。オイラは知らぬふりをしていましたが、隠そうとすればするほど猫が顔を出すので、思わず噴出しそうになりました。

 
 順番で当たる団地の役員が、我が家と同じ年度になりました。役員会議には夫婦二人で出席していたそうです。何かと頭に血が上りやすい夫君を、奥様が袖をツンツンしてたしなめていたそうです。二人とも妻と仲良しになりました。オイラが得意な駐車場の決まりやら、自動車保管場所の法律などをレクチャーしました。

 
 団地内の飲み会に誘ったら、とても喜んで「地元で始めて、まっとうな付き合いができた」と涙ぐんで感動していました。大げさな子だなと思ったのですが、飲み屋のご主人が「あんなヤンチャだった子が、おじさん、おばさん、お爺さんたちに囲まれて、すっかり落ち着いて嘘みたいだ」と言うのを聞いて納得したものでした。

 
 同じ飲み仲間だったN子さんのご葬儀では4人で涙を流しました。楽しかった思い出、悲しかった出来事が、年齢を超えて共有できました。

 
 二人には、この夏に子供さんが産まれました。そして、お爺さんの敷地に家を建て、昨日転居しました。今日、四ヶ月のお子様を連れて挨拶に来てくれました。女の子です。おいらの顔を見て微笑んでくれました。あんな良い若夫婦が団地にいてくれたらと思うと残念ですが、若いパパとママの将来を祝福しました。