goo blog サービス終了のお知らせ 

森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

接近して撮影ができました

2022年04月22日 | 自然観察日記
その日は気温がかなり低かったのでしょう。晴天でしたが光に誘われて出てきたものの気温が上がらずまだ思うように飛べなかったようです。20㎝くらいに近づいても逃げるそぶりは見せませんでした。

翅の裏を狙ってみたものの

2022年04月22日 | 自然観察日記
翅の裏を撮りたいと思い少し粘りました。翅を広げて温まっている時間がん長いのですが、それでもときどき翅をたててウォーミングアップ。その瞬間を狙って撮ってみたものの翅の裏は撮れずじまい。残念。

再びのヒトツボクロ

2022年04月21日 | 自然観察日記
昨年のヒトツボクロが気になって再び訪れてみました。数個体が自生する場所をざっと見渡すと昨年よりは個体数が減っている感じで少し心配です。それでも小さな個体が見られましたからこれからも個体群が維持されていくのを期待したいと思います。

昨年の花穂

2022年04月21日 | 自然観察日記
同じような場所にミヤマウズラもありましたがことらも似たような昨年の花穂を残しています。里山の野生ランは多くが多年草で越冬する葉を持っています。花穂は枯れて朽ちることがなく次年度に残るようです。

スミレサイシン

2022年04月20日 | 自然観察日記
スミレサイシンも早春の新潟の花。白玉の滝近くアズマシロカネソウが自生する周辺にたくさん見られました。日陰で比較的湿った環境が好きなスミレです。

スミレサイシンの地下茎

2022年04月20日 | 自然観察日記
地下茎といっても地下深くにあるわけではなくほとんど地面の上にあり軽く腐植に覆われている状態です。やや太い茎ですから食料の少なかった時に利用されたのでしょう。とろろスミレという名が残っています。

スミレサイシンの花

2022年04月20日 | 自然観察日記
スミレるの中では大き目の花。青い筋が目立ちます。スミレサイシンも日本海側に分布する種です。そして、アズマシロカネソウより分布域が広いようで山陰当たりの日本海側にもみられるようです。

アズマシロカネソウ

2022年04月19日 | 自然観察日記
過去に取り上げたことがありますが、アズマシロカネソウの素晴らしい群落に出会ったので再び登場してもらいました。場所は新潟市の秋葉区白玉の滝周辺です。小雨の降る中人気のない散策路をのんびり歩いた先に見られました。アズマシロカネソウは日本海側に特有な分布をする種として知られています。新潟県内ではほぼ全県的に沢沿いなどに自生しているのですが三国峠を超えるととたんに見えなくなります。決してあでやかな花ではありませんが不思議な魅力があり関東圏からはわざわざ探し求めて来られる方もおられます。

アズマシロカネソウの群落

2022年04月19日 | 自然観察日記
今まで各所で見てきていますがなかなかの群落でした。水の滴るような崖によく見られるもので平たい場所にこれほどまとまって生えているという図は記憶にありません。半日影で地面が適度に湿っていて他の草が生えていない場所という条件はなかなかないのかもしれません。

白玉の滝 雄滝

2022年04月19日 | 風景
この一帯は昔は修業の地であったそうです。護摩堂山や菩提寺山などの地名にもその面影が感じられます。この滝では有名な「白玉の滝打たれ」という行事が毎年行われています。

白玉の滝 雌滝

2022年04月19日 | 風景
実はもう一つ滝がありこれは雌滝といい雄滝の手前にあるものです。雄滝を見なければこの滝を見て白玉の滝と勘違いされる向きもあるかもしれません。落差は7mくらいだとか。ちなみに雄滝の落差は15ⅿだそうです。

カツラ

2022年04月18日 | 自然観察日記
やっと雪が消えて春が目覚めた頃は山野を歩いていてもおなじみの顔ばかりでブログのネタにはなかなかできなくなってきました。公園を歩いているとふとカツラの木が目に止まりました。そういえばカツラは葉が出る前に花を見せる樹木ですから植栽してある木々を探せば雄花と雌花が見られるはずと考え少し探してみました。小さめの木は花はなく葉芽で、大きな樹には花はあるのですが少々高い位置で雌雄どちらか判別できません。

カツラの雄花

2022年04月18日 | 自然観察日記
フサザクラに似た花は雄花です。花弁などはなくおしべばかりの単純な花です。カツラを植栽してある公園などは意外に多くありそれも複数本ありますから、散歩がてらに探していると案外低い位置で花を咲かせている個体に出会えるものです。雄花は簡単に見つかりました。