もう一つ知人から譲り受けた山野草がバイカカラマツです。この種も雪解けとともに地際からいきなり花が咲き次第に茎が伸びてくるという性質でトガクシショウマによく似た芽出しを行います。バイカカラマツは在来種ではなく北米産の種で山野草として愛好家により栽培されているのですが、頂いた時はそんなことは知らず在来種と考えていました。産地はどこかと調べて初めて知った次第です。
カラマツソウと名が付く種ですからキンポウゲ科の一種です。したがって子の種も花弁を持たず花弁様のものはがく片になり、おしべは多数あり、めしべも沢山見られます。花の大きさはせいぜい1cmくらいでしょうか。可愛い花です。