自然博物園で見た夏のキノコ ①ホオベニシロアシイグチ

園内で出会った夏のキノコのいくつかを取り上げます。

ホオベニシロアシイグチはやや大き目なキノコ。もう少し傘が黒っぽいものももあるようですが明るい灰色をしていました。茎が浮き上がった網目模様を呈するのも特徴の一つです。

ホオベニシロアシイグチの傘の裏面

裏面は管孔。くきは浮き上がった網目模様を呈するのも特徴の一つです。

自然博物園で見た夏のキノコ ②カワリハツ

いろいろな色彩を持つキノコですが薄く緑がかった個体がありました。

カワリハツ裏面

虫にやられやすいのですが、綺麗な襞や柄が見られました。

自然博物園で見た夏のキノコ ③クロニガイグチ？

クロニガイグチと思いますが、こちらも虫にやられずしっかりとした個体です。

クロニガイグチ？の裏面

しかし、裏面を見るともうかなり虫にやられています。キノコはなぜこんなにも虫にもろいのでしょうか？こんな大型のものを作って胞子を出さずともと思ってしまいます。あるいはもっとしっかりと防御をした構造物をなぜ作らないのか・・。

自然博物園で見た夏のキノコ ④オニイグチ

夏場は井口の仲間がよく目に付きます。傘の表面がひび割れて黒い斑紋が並ぶキノコです。

オニイグチの裏面

まだ幼菌で傘が開ききっていません。イグチですから襞ではなく管孔です。