ハイイヌガヤ 2020年10月23日 | 自然観察日記 多雪地に適応したといわれる低木針葉樹ハイイヌガヤが雑木林の林床に見られました。すべてにおいて地味であまり話題にもならない種ですが果実が目に留まりました。
ハイイヌガヤの果実 2020年10月23日 | 自然観察日記 雌雄異株の種です。雄花も雌花も観たことはあるもののあまり印象にのこっていません。唯一果実が目立つ感じです。赤く色づくそうですが若い実は白く粉をかぶったような丸い実は2cmくらいあります。赤く熟した実は不思議と見た記憶がありません。カヤの実ですから食べられると思いますが残念ながら口にしたことはありません。
ハイイヌガヤの葉 2020年10月23日 | 自然観察日記 イチイ科の低木で主に日本海側の山地帯に分布しています。同じ地域に分布するチャボガヤとの区別点の一つは葉の先の尖り具合で握ると痛いのがチャボガヤで痛くないのがハイイヌガヤです。