森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ショウジョウスゲ

2020年05月20日 | 自然観察日記
カヤツリグサ科のスゲ属の一つです。スゲ属は非常に種類が似たものばかりで特徴的なものでないとなかなか取り上げにくいのですが、海岸の崖に生育していましたので取り上げました。ショウジョウスゲという種で株は蜜に叢生します。最盛期には新葉が伸びてかなり長めの細い葉がこんもりとした状態になります。
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ショウジョウスゲの花穂

2020年05月20日 | 自然観察日記
先端の花穂が雄性でその下の3つの花穂が雌性のものです。白い糸状のものはめしべです。雄性の花穂が赤味を帯びた褐色であることから猩々(しょうじょう)を連想することから付いた名前だそうです。
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スイカズラの若い株の葉

2020年05月20日 | 自然観察日記
スイカズラは里地の周辺に普通に見られるつる植物です。成熟した個体の葉は縁が波打たない楕円形の葉です。しかし、若い個体は葉の縁が波打っている形質をしています。案外知らない人も多いので載せてみました。ショウジョウスゲの見られた崖の近くの藪に生育していました。
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