越後の大工刃物販売日記

大工刃物産地の新潟から日々感じた一言。
最近は食べ物ブログに変更しつつある?

うっすらと雪が積もる朝、雪の結晶が光る!

2016-02-07 17:33:46 | 日常雑感
【 本日2本目 】

今日の天気予報は前から「雪だるま」で最高気温2℃、最低気温が-2℃と
出かけるにはあまり適さない休日なので家でひきこもりと決めていました。

朝起きて外を見ると昨晩から新たに5センチほどふんわりとした雪が積もっていました。

少し時間が経って外に出てみると見事な青空が広がっていました。

こんな日はカメラを持って撮影に出かけます・・・って玄関の外ですが(笑)





気温が低かったのでふんわりの雪の中にキラキラと光るものが。

よくよく見るときれいな雪の結晶があちこちに。

なかなか上手くピントが合わずに結構苦労しましたが、これが一番きれいに写せたみたい。



少しアップにして



少し全体に暗くしたら結晶が明るく際だってきた。



こんなに近いところで撮影とはどんだけ出不精なんでしょう(笑)

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「フタ付ノミ巻」のミニ情報

2016-02-07 11:09:09 | ミニ情報
布のノミ巻はずっと以前からありましたが、ノミを差して巻いたあとで
巻き方がゆるいとノミが抜け落ちて大事な刃先が欠けるなどのトラブルもあったそうです。

その後、フタをして落ちないようにした既成の床皮ノミ巻もあって
それを販売したこともあったのですが、皮だと値段も高くて巻いた形も厚くなりすぎて
太巻のようになりいまいち定着しませんでした。

また、厚(叩)用のノミ巻はノミの長さが約30cmにもかかわらず、
それよりも丈が短くて柄が飛び出てるのが当たり前でした。

(現在でも通常の布や床皮の厚用ノミ巻はその長さです。)

そこで弊社で取引のある三条の職人さんに発注して外側の布に紺色No.6の厚手生地を使い
フタを付けて巻いたあと絶対に落ちない「フタ付ノミ巻 奴用/厚用」を作りました。

当然、厚用も30cm以上でお尻まできちんと収納されるように作りました。

ちなみにNo.6は一番厚手の生地で、それより薄い生地がNo.9、No.11です。







おかげさまで弊社オリジナル品として「他にはない」と大好評販売しております。

年末年始には特に注文が集中するので不思議だったのですが、新しい年を迎えるに
道具の手入れをしたあと入れるノミ巻を新調するからではないかと納得しました。

・・・・・

ところが・・・

先日三条の職人さんから
「紺色に染めた厚手の生地がすごく高くなってとても今までの値段で作れなくなりました。
新しく作ったノミ巻のサンプルを作ったので見てほしい。」と提案がありました。

No.6の厚手白色生地を外側にしてフタを紺色の薄い生地にすることで
以前よりも少し安くなっていました。

これを見た社員一同「これはいい!」

紺色のフタの白い縁取りがおしゃれ。

以前のものと外と内の色が逆になっていますが、これはこれでいいのでは?

そして値段も少し安いので即採用です。


【 奴用 】








【 厚用 】








なお、従来の「フタ付ノミ巻」は現在の在庫がなくなり次第一応終了します。

でも値段が高くてもよければ作れるそうなので
ご希望があれば見積もりしてから製作致します。



新タイプの方は発注してありますが、入荷次第
販売サイト「越後の大工刃物・大工道具」でご紹介します。


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