萩さんの話ネタ2

特に何の特徴もない思い付きの話を徒然と・・・
暇な時にでも寄ってやってください。

月曜日・・・雑記

2022-04-18 01:00:00 | 日記

【雑学クイズ (今日の雑学クイズより)】

《問題》

問題1.
今日(4月18日)は、585年4月に沈水香木が伝来したという故事と「香」の字を分解した「一十八日」をあわせた「お香の日」だそうです。さて、お香の原料となる「沈水香木(沈香)」、その正体は樹脂である。

①:〇
②:×

問題2.
天下一の名香とうたわれた「蘭奢待(らんじゃたい)」。全長156cm・重量11.6kgの巨大な香木・沈香(じんこう)で、現在もとある寺院の宝物として所蔵されています。その寺院とは、次のうちどこでしょう?

①:東大寺
②:延暦寺
③:西本願寺
④:増上寺

問題3.
お香には香木のほかに、麝香(じゃこう=ムスク)や龍涎香(りゅうぜんこう=アンバーグリス)といった動物性のものがあります。麝香は「ジャコウシカ」のフェロモン、では龍涎香は何の動物?

①:ヘビ
②:タツノオトシゴ
③:馬
④:クジラ












《解答》

問題1.①:〇
解説
その正体はジンチョウゲ科の常緑樹の樹脂です。樹皮に傷がつくと植物自身が出す樹液が固まって樹脂となり、長い時間をかけ樹脂の成分が変質、香りを放つようになったものを沈香(じんこう)といいます。普通の木よりも比重が重いため「水に沈む」ことに由来しています。沈香ができるまでに50年、高品質の沈香になるには100~150年かかると言われています。人工的に生成することが極めて難しいため、大変貴重なのです。

問題2.①:東大寺
解説
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」を見ていた方は記憶に新しいかもしれません。「蘭奢待」とは、古来「天下第一の名香」とうたわれる、巨大な香木・沈香で、正式名称は「黄熟香(おうじゅくこう)」といいます。「蘭奢待」はそれぞれに「東」「大」「寺」の文字が隠されている雅名です。現在も奈良・東大寺の正倉院の宝物として収蔵されています。本来は天皇の許しがなければ拝観することすらできないものですが、古来より多くの権力者があこがれ、切り取りを行いました。足利義政や織田信長、明治天皇などが切り取らせた箇所には付箋があり、確認できます。

問題3.④:クジラ
解説
高級品になると金と等価にもなるという「龍涎香」は、マッコウクジラの体内で発生する結石です。現在捕鯨は禁止されているので、調査捕鯨で取れる場合や、自然に排出した龍涎香を見つける以外、入手方法はありません。そのため現在流通しているものは100%合成香料です。

コメント (2)
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