ここ2年で、コロナばかりを気にする生活が続いて、知らず知らずのうちに「うつ」を発症している人が近年急増しているといいます。
そこで、「うつ病チェックリスト(医師監修)」に関する記事をご紹介します。
記事(2022年2月9日 msnライフスタイル)によると
『◆うつ病チェックリスト
コロナ禍でうつ症状を発症していないか、以下の20項目で確認してみよう!
【体の調子】
□ なかなか寝つけない
□ 夜中に何度も目が覚める
□ 朝早く目が覚める
□ 体がだるい・疲れやすい
□ 原因不明の頭重、めまい、動悸、肩こり、胃の不快感、便秘がある
□ いつもより性欲がない
□ いつもより食欲がない
【心の調子】
□ 寂しいと思うことがよくある
□ ちょっとしたことで涙が出る
□ 自分を責めることがよくある
□ ちょっとしたことで不安になったりイライラする
□ これからのことについて自信が持てない
□ 生きているのがイヤになることがある
【日常の調子】
□ 朝は気分が重い
□ 夕方になると気分が軽くなる
□ 家事をするのがおっくうだ
□ 食事の献立をなかなか決められない
□ 人と会うのは気が重い
□ テレビを見てもおもしろいとは感じられない
□ おしゃれや着るものに関心がわかない
<診断結果>
●0~3個:心も体も安定した状態。
●4~8個:軽いストレス状態。心も体も休ませてうつにならないよう心がけて。
●9~15個:プチうつ状態。特に頭重、肩こり、疲労感などの症状がある場合は、専門医の受診を考えて。
●16~20個:本格的なうつ状態に陥っている可能性があるので、専門医を受診して。
※以上のチェック項目だけでなく、整形外科に行ってもとれない原因不明の痛みの背後には、うつが潜んでいることも。気になる場合は心療内科などの専門医を受診して。
◆コロナ禍で増えたうつ症状は食事で改善!
「コロナ禍でうつ症状を訴える人は増えていますが、脳内ホルモン(セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなど)の減少が一因。これらは主にアミノ酸から合成されるため、そのもとになるたんぱく質を食事に多く取り入れましょう」(ひめのともみクリニック・院長 姫野友美さん・以下同)
◆“人と会って話す” ことこそ脳の活性化には重要!
「コロナ禍の自粛により人に会わなくなったり、リモートでの会話になったりしましたが、これにより脳の刺激が減り、うつや認知症の症状が加速した人も。顔面には視覚、聴覚、嗅覚、味覚を個々にキャッチする感覚受容体が存在します。リモートでの会話は聴覚くらいしか刺激されませんが、対面では、その人の表情の変化やにおいなども感覚受容体がキャッチして脳に伝えるため脳がより活性化するのです」。
人と“会う”のは脳の活性化につながる。コロナに気をつけつつ、今年は対面の機会を増やしていきたい。』