萩さんの話ネタ2

特に何の特徴もない思い付きの話を徒然と・・・
暇な時にでも寄ってやってください。

「におい」

2017-02-11 21:22:44 | 日記

「におい」。古代から中世では、必ずしも嗅覚にまつわる言葉ではなかったようです。
そこで、「におい」に関する記事をご紹介します。

記事(2017年2月11日tenki.jp)によると

1月中頃から3月中頃まで、この季節を代表する花、梅。
 もともと中国から渡来した植物で、梅をめでることそのものが文化として日本に根づいたのは、中国文化の影響によるものとされています。
 梅はその香りが好まれてきましたが、嗅覚についての感覚を表す言葉「におい」は、もともとは視覚的な感覚をあらわす言葉だったのです。
 日本古代の詩歌を読んでみると、たとえば……、

 〈梅の花にほひの深く見えつるは春の隣の近きなりけり〉三統元夏(みむねのもとなつ)

 梅の花の色が深く見えているのはもうすぐ春のやってくる知らせだ、というのですが、この歌で「にほひ」が「見え」という言葉とともに使われていることでわかるように、「にほひ」はもともと花の色などが人の感覚を刺激することを形容する言葉でした。

 それだけではありません。「にほひ」は花や自然の風物だけではなくて、生き生きとした人物の美しさなどを形容する言葉ともなりました。
 「源氏物語」では光源氏の幼いころの美しさを形容する部分では

 ……御にほひには並び給ふべくもあらざりければ……(「桐壷」)

 などと使われました。
 さらに意味が転じて「にほひ」は、立派さ、気品のあるようす、栄光などを形容する言葉、たとえば宮廷の官僚としての目覚ましい出世をたたえる言葉としても使われるようになります。

 「におい」は現在ではもっぱら嗅覚に関わる言葉としてあるでしょう。
 しかしそのような意味でも使われ始めたのは、奈良時代の末期頃からであると、国文学研究では考えられています。人の感覚を強く刺激する花の美しさなどが、多く香りも伴うものであったところから、「におい」が、嗅覚についての意味を含むようになっていきました。
 したがって平安時代の和歌では「におい」は、視覚と嗅覚とを同時に刺激するような、色艶・香りがともに優れているような美しさを意味するようになりました。

 のちには「におい」という言葉は、嗅覚的な徐々に及んでくるような感覚・雰囲気や気分を表す言葉として、また配色の美しさをいう言葉ともなりました。

 言葉は長い時間をかけて意味が変わっていきます。変わった後にももとの意味がかすかに残ることもあります。
 「におい」にも、歴史の時間が積もった複雑なニュアンスが感じられます。季節の言葉に歴史を感じてみると、いっそう味わい深くなるのではないでしょうか。』

コメント (1)
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土曜日・・・雑記

2017-02-11 01:00:00 | 日記
「糖質制限ダイエット」
外食産業でも積極的にメニューに取り入れているようですね。
そこで、こんな記事をご紹介します。
 
記事(2017年2月7日 gooニュース)によると
 
『2017年1月24日より、牛丼チェーン店「松屋」の一部店舗で、各種定食の「ライス」を+50円で「白菜と豆腐」に変更出来るサービスが開始されました。糖質とカロリーがカットできるとのことでネットでも注目を集めています。調べてみたところ、松屋以外にも糖質カットサービスが続々と登場しているようです。
 
 ■ライスを豆腐に変更するだけで驚きの効果が!
 
 松屋の公式サイトでは、「ライス(並)」を「白菜と豆腐」に変更することで糖質約94%、カロリー約74%オフできると記載されています。松屋の「ライス(並)」は403kcal、炭水化物89gであるのに対し、「白菜と豆腐」は104kcal、炭水化物はわずか7g。
 
 これなら、例えば「豚バラ焼肉定食」を頼んでもカロリーは500kcal以下、炭水化物も16.8g以下に抑えられるので、「仕事帰りの遅い時間に松屋にいっても太らなそう!」「炭水化物減らして、野菜もたんぱく質も増えるとか最高だな」「松屋ダイエットしたろwww」「普通に美味しそうで健康にも良いとか最高じゃないですか」と歓喜の声が上がっています。
 
 ■大手飲食チェーンに糖質制限メニューが続々登場!
 
 実は同じく牛丼チェーン店の「すき家」にも、カロリー・糖質カットメニューの「牛丼ライト」があります。こちらはご飯の代わりに豆腐を入れ、ゆずポン酢をかけたもの。カロリーは269kcal、炭水化物は16.2g。通常の牛丼(並盛)が656kcalの108.4gということを考えると、こちらも一目瞭然で違うことがわかりますね。
 
 その他にも、「はなまるうどん」では「サラダうどん」の麺をブロッコリーに変更、ラーメンチェーンの「舎鈴」では麺を肉に変更、「モスバーガー」ではバンズの代わりにレタスを使った「モスの菜摘」というメニューがあったりします。
 
 また、ファミリーレストラン「ガスト」では糖質が気になる人のためのメニューが用意されており、「糖質0麺」を使ったチゲやタンメン、サラダで食べるハンバーグ、糖質控えめアイスケーキといった品がメニューにずらり。
 
 「いきなりステーキ」では糖質制限対応と称し、ランチメニューのライス抜き100円引き、直営店舗では付け合わせのコーンをブロッコリーやインゲンに変更可能といったサービスを実施。しかもブロッコリーやインゲンは100円で増量可能なので、ライスを抜けばお値段そのままに野菜を増量できて、十分に満足感を得られるかも?
 
 外食先でも糖質制限できるのは、ダイエットをしている人にとってはとっても強い味方。ストレスを感じることなく、おいしくご飯を食べながら痩せちゃいましょう!』
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