おはよう
本日は、こんな話題を
「職業を学びたいなら読むべし オススメの漫画20冊(2013年12月29日 日経新聞 何でもランキングより)」をご紹介します。
- 1位:重版出来!(1~2巻、以下続刊)◆熱血女性マンガ編集者の成長 題名は販売好調な本の増刷分ができあがる、という意味。ベストセラーを送り出そうと奮闘する出版業界の人々の熱い仕事ぶりが描かれる。主人公はケガで柔道を断念した体力自慢の熱血女性。出版社へ就職し、マンガ編集者として成長していく。ともすれば編集と営業など異なる部門間での対立が起きやすい場面でも、人とつながり影響し合ってよりよい仕事をしていく姿は様々な職場で参考になる。出版業界の内幕を描く漫画は比較的多い。だがこの作品は主役の編集者にとどまらず、漫画家や出版社の営業社員、書店員など、漫画の制作から販売に至る、すべての仕事を丁寧かつドラマチックに描き、他と一線を画す。インターネットの交流サイト(SNS)を通じた編集者・漫画家と読者との対話のあり方や、過去の作品の電子書籍化を巡る曲折など、出版業界の最も旬な話題も作中にしっかりとちりばめられている。松田奈緒子 小学館(各580円)
- 2位:「島耕作」シリーズ(社長編1~16巻)◆出世の階段駆け上がる立志伝 大手電機メーカーの会社員が度重なる公私の波乱を乗り越え、出世の階段を駆け上がる現代の立志伝。1983年に課長からシリーズが始まり、部長、取締役などを経て社長まで上り詰めたシリーズは今年、ついに会長編に入った。一方で、課長以前の新入社員や係長時代も別途描かれ、1人の男性の会社員人生を網羅する。大規模な企業の合併・買収や社内抗争など、現実に起きそうな仕事上の問題や失敗、挽回の様子などが描かれる。漫画の主人公なのに社長、会長に就任すると現実にニュースとして報道されたほど社会的な注目度が高い。弘兼憲史 講談社(570~580円(注・「島耕作全集」は課長編1万4700円、部長編1万2600円、取締役・常務・専務編1万4700円。14年1月から会長編も刊行予定)
- 3位:宇宙兄弟(1~22巻、以下続刊)◆飛行士の過酷な訓練リアルに 幼いころの体験をきっかけに星空への憧れを抱き、ともに宇宙を目指そうと約束した兄弟の物語。成人して約束通り宇宙飛行士になった弟に対し、兄は自動車開発会社をトラブルで辞めて無職となってしまった。たくましく成長した弟に当初は嫉妬を抱く兄だったが、やがて弟の後を追うように自らも宇宙飛行士の道を歩み出す。訓練の様子などがリアルに描かれると共に、過酷な訓練を乗り越えて心身ともに成長を遂げる兄と、その後に大きな挫折を経験しつつも再起を図る弟、そして2人を取り巻く様々な登場人物の姿を通して、憧れの対象である宇宙飛行士の職業としての実相が浮かび上がる。小山宙哉 講談社(580~600円)
- 4位:グラゼニ(1~12巻、以下続刊)◆題名は「グラウンドには銭(ぜに)が埋まっている」という作中のキーワードによる。会社員にも冷静な自己評価など、学ぶところもありそう。森高夕次(原作)、アダチケイジ(画)講談社(580~610円)
- 5位:大東京トイボックス(1~10巻)◆ゲーム制作者の理想と情熱 東京・秋葉原に拠点を置くゲーム制作会社を舞台にした業界の群像劇。「仕事は精神論だけでは乗り越えられないがときにそれも必要。うめ(小沢高広・妹尾朝子)幻冬舎コミックス(620~650円)
- 6位:夏子の酒(新装版、1~6巻)◆日本酒造りに打ち込む女性描く 亡き兄の遺志を継ぎ、実家の造り酒屋でひたむきに日本酒造りに取り組む女性を描く。酒蔵での様々な工程と苦労、原料の酒米の栽培の難しさなど日本酒通もうなる知識が満載。「伝統産業で奮闘する主人公、夏子の姿に勇気づけられる。尾瀬あきら 講談社(798~809円)
- 7位:とろける鉄工所(1~10巻)◆危険と隣り合わせ、実体験生きる 町はずれの鉄工所で働く溶接工と、その妻や子どもの日常生活の物語。自身も溶接工として働いていた作者の経験に裏打ちされたリアリティーは異彩を放つ。野村宗弘 講談社(609~630円)
- 8位:働きマン(1~4巻、以下続刊)◆仕事にまい進する女性編集者 出版社を舞台に、寝食を忘れて猛烈な勢いで働く雑誌の女性編集者が主人公。彼女の周囲には異なる価値観を持つ人物も集まり、それぞれの視線を通じて働くことの意味を問い直す。安野モヨコ 講談社(各540円)
- 9位:スティーブ・ジョブズ(1巻、以下続刊)◆アップル創業者の伝記 米アップル創業者の公式伝記を基に「突出した才能を描く」。ヤマザキマリ(画)、ウォルター・アイザックソン(原作)講談社(650円)
- 10位:鈴木先生(1~11巻、「外典」1冊)◆常に全力、中学校教師 常に全力で生徒らに向き合う中学校教師。武富健治 双葉社(各860円)
- 11位:フイチン再見!(1巻、以下続刊)◆女性マンガ家の草分けという上田としこ氏が主人公。知られざる漫画史を学ぶこともできる。村上もとか 小学館(580円)
- 12位:GIANT KILLING(1~29巻、以下続刊)◆サッカーがテーマで、主人公は監督。格上チームに勝つための采配などが緻密に描かれる。ツジトモ(画)、綱本将也(作)講談社(580~590円)
- 13位:ヘルプマン!(1~24巻、以下続刊)◆高齢者介護に従事する人たちや、介護を受ける高齢者たちの思いや生きざまを描く。くさか里樹 講談社(540~580円)
- 14位:動物のお医者さん(愛蔵版1~6巻)◆獣医を目指す学生たちを中心にした物語。佐々木倫子 白泉社(各880円)
- 15位:カレチ(1~5巻)◆昭和時代の国鉄を舞台に、鉄道マンの生きざまが描かれる。池田邦彦 講談社(570~620円)
- 16位:栄光なき天才たち◆産業やスポーツなど様々な分野の知られざる天才を描く。森田信吾 集英社(540~590円(表題作は絶版。「栄光なき天才たち2011」「同2010」が刊行中))
- 17位:バクマン。(1~20巻)◆2人組のマンガ家が成功の階段を駆け上がる。小畑健(画)、大場つぐみ(原作)集英社(各420円)
- 18位:王様達のヴァイキング(1~2巻、以下続刊)◆天才ハッカーと投資家の2人が出会い、新たな仕事を創造する。さだやす(著)、深見真(ストーリー協力)小学館(各580円)
- 19位:サーバント×サービス(1~3巻、以下続刊)◆ある区役所の保健福祉課を舞台にした公務員たちの仕事ぶり。高津カリノ スクウェア・エニックス(各500円)
- 20位:バリスタ(1~10巻)◆コーヒーの専門職バリスタが主人公。むろなが供未、花形怜(原案・原作)芳文社(各620円)
面白そうな漫画が沢山ランキングしていますね。
うーん。大人買いしちゃおうかな
では、笑顔を忘れずに充実した日を過ごしたいと思いまーす