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在原業平の兄にあたります。在原行平の人物の史跡を少し歩いて見ます。
所在地 松風村雨堂 神戸市須磨区離宮前長丁目3
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このとき急に風が吹き雨が降ってきたので、三人は近くの観音堂のひさしを借りて雨宿りしました。
行平は二人を気に入って「松風」「村雨」の名を与え 行平の身の回りの世話をすることになりました。
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行平は娘たちが浜辺へ出かけている間に旅立ちました。姉妹が邸に戻ると邸の脇の松の枝に肩身の
烏帽子と狩衣が掛け遺してあった。
それが「衣掛の松」で 現在の松は「3代目の衣掛の松」です
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左に進むと 松風・村雨姉妹の生まれた村 多井畑です。
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平安時代初期に開山し、1100年以上の歴史ある源平ゆかりのあるお寺です
在原行平は、ある日浜辺で一本の流木に目をとめ、そしてその流木を拾い上げて 烏帽子の糸を
抜き取り流木に結びつけて、そばに生えていた葦(あし)の茎を切って指にはめ、その糸を弾きました
それが須磨琴(一弦琴)の始まりだそうです。
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歌人で古今和歌集や源氏物語に登場する在原行平が須磨のわび住まいをしていたとき
秋の夜のつれずれに度々月見に訪れた裏山が 後世に月見山と名つけられそうです
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多井畑厄除八幡宮は 多井畑の厄神さんの愛称で親しまれています。
須磨に配流された在原行平も祈願されたと思います。
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使ったという泉があります 「鏡の井」と呼んでいます。
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その一帯は、字畑殿とよび二人が育った館の跡だと伝えられています。
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進むと農家の庭の一画にあります。 左が姉の(もしほ)松風、右は妹の(こふじ)村雨の
墓と伝えられています。
次回を お楽しみに では またね
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