hasyan の 旅の散歩道

元気な間に余暇を通じてドライブなどで得た、行き先々の身近な風景・
神社仏閣・史跡・花の写真などをお伝えします。

光源氏ゆかりの現光寺(源氏寺)  2009.01.30

2009年01月30日 13時26分02秒 | 神社・寺院
現光寺は、「源氏物語」の主人公で光源氏がわび住まいしていたところと伝えられています。

  所在地 現光寺  神戸市須磨区須磨寺町1丁目1-6

現光寺は千森川(今は暗渠にされています)の東岸にあり、もとは源氏寺とも言われていました。

 現光寺の門前に「源氏寺」と彫られた大きな自然石の碑があります。 

境内は、松尾芭蕉の「見渡せば 眺むれば 見れば須磨の秋」の句碑があります。
  芭蕉が「源氏物語」須磨の巻の舞台を訪ねたのは春のようで、
  名月を見ることもできず その無念さを詠んだ句のようです。

 平安朝の須磨に憧れ 源平の古戦場を訪ねる芭蕉は、
  このお寺の「風月庵」に泊まったともいわれています。

 「光源氏 月見の松」
   須磨は古来 観月の名所として名高く、王朝ロマンの主人公で光源氏が複雑な
   しがらみの中で傷つき心を慰めるため 境内の老松に月のかかった秋の夜など
   源氏の君が藩架(関所の垣)めぐらして侘しい住まいをしていたと伝えられています。

 須磨の関跡の石碑
  現光寺裏手付近から、明治初年に土中より掘り出された 1m余りの石標でした
 (現在は、関守稲荷神社に石標があります) 前面は「長田宮」側面に「川東左右関屋跡」と
 刻まれていることから、現光寺付近に一時期関屋があったということでしょう。

 ここの梅の花は 見ごろに近づいています。

 この鐘楼と本堂は阪神・淡路大震災で倒壊しましたが、今は再建されました。
 現光寺は光源氏のモデルの一人で源高明(みなもとのたかあき)が須磨に流された折の
 侘び住まいしたところであるように言われますが、実際は住んでいたのかな、九州大宰府に行くとき
 一時立ち寄ったかもしれませんね?
 「源氏物語」の須磨の巻の中で 在原行平ではないかと思われるところが多く在るところから
 光源氏の須磨ゆきについて紫式部の頭の中には在原行平の須磨の配流があったのではないでしょうか?
    近々 「源氏物語」の明石の巻を載せたいと思います
       次回をお楽しみに  では またね


最新の画像もっと見る

コメントを投稿