hasyan の 旅の散歩道

元気な間に余暇を通じてドライブなどで得た、行き先々の身近な風景・
神社仏閣・史跡・花の写真などをお伝えします。

村上帝社・関守稲荷神社  2009.01.28

2009年01月28日 20時41分56秒 | 神社・寺院

所在地 関守稲荷神社   神戸市須磨区関守町1丁目3

JR須磨駅を降りて北へ国道2号を東に進んでいくと千守交差点があります。
  その手前の北側に、小さな社が「村上帝社」です。
 ※第62代村上天皇は平安中期の天皇で  歌曲「弦象」でうたい語られ、広く世に知られておりました
 平安朝の末期大政大臣藤原師長(もろなが)は琵琶の名人であったが、さらに奥義を極めようと
 唐(中国)へ渡ろうと 須磨の地まで着ました。 ところが村上天皇と梨壷の女御の神霊が現れ、
 琵琶の妙手を授けたので、入唐を思いとどまり帰京しました。と言われています。
 やがて 村上天皇が本体を現し、「龍神から師長に捧げた琵琶の名器(獅子丸)を埋めた場所であると
   伝えられています。

ちなみに 琵琶を埋めたと言われる  琵琶塚は、元々境内にあったそうですが、
 山陽電鉄の線路で二分され 線路の北側の地域福祉センター敷地内に琵琶塚の碑が
 建てられています。

 関守稲荷神社は少し山手に入った閑静な住宅街にあります。
 上り坂の途中にある鳥居、脇には「須磨関屋跡」の石碑があります。

須磨の関の守護神として祀られたと伝えられる 境内に百人一首で知られる
 源兼昌の歌碑があります。

   「淡路島 通う千鳥の鳴く声に 幾夜寝ざめぬ 須磨の関守」
                                  源兼昌

 関守稲荷神社境内に、千森(守)川と旧西国街道が交差する現光寺裏手付近から
 明治初年に土中より掘り出されたと言われる1m余りの石標には、前面に「長田宮」側面には、
 「川東左右関屋跡」と刻まれていることから、現光寺付近に一時期関屋跡があったと思われます。
   今日は 穏やかな天気でよかったです  では またね お楽しみに                                

   
  


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