所在地 潮の井 兵庫県加西市鎮岩町
加古川市志方より加西市の北条鉄道播磨横田駅へ向かう途中に「大日堂」があり、そばには、「潮の井」の標識が
標識の前方の田畑の中に建屋がありますので、足を運びます。
昔、大汝命と少彦名命が国つくりのために播磨国にやってきました。ある時、少彦名命は紀伊国に出かけることになり、二人の神様は別れを惜しみ、少彦名命は「元気に暮らしいる証拠に、熊野の浦から、毎日ここへ潮水を送りましょう」と約束しました。この潮水が送られてきたのが鎮岩町です。
熊野浦から潮水をここに送ったので「潮の井」という名が付きました。そしてこの井戸は朝夕満干があるといい伝えられています。、通称「ブツブツさん」と言われています。今でもブツブツと水が湧き上がっています。
北条住吉神社の例祭(節句祭)の早朝には、神興をかつぐ人や龍王舞の舞い方は、この「潮の井」に行き水垢離をとり、南の堀に入って身を清めます。また 屋台をかつぐ人は「潮の井」の水を汲んで帰り風呂に入れ、そこへ入って身を清めます。
次回をお楽しみに では またね
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