さて、名古屋場所の番付発表がありました。
稀勢の里関は東の正大関。
二番目に強い力士と、正式に認定された朝です。
こういう日が来るとは信じていました。
でも遠かったですね~。
だから今朝は、私としてはお祝いの気分です。
花風社からの発表は二つ。
来月のお勉強会、詳細が決まりました。
かねてよりお伝えしている通り、愛甲修子さんに講師をお願いしています。
瀧澤久美子さんもゲストでフロアにいらっしゃるので
色々コメントやご質問をいただけるかもしれません。
「自閉っ子のための道徳入門」を作ったとき、三人で集まったのですが
そのときから瀧澤さんは、愛甲さんの支援にとても興味を感じていらっしゃいました。
「ああいう方が横浜にいてくれたら、多くの当事者の方が助かるだろう」とおっしゃっていました。
神田橋先生のお弟子さんで、「発達障害は治りますか?」の提案者。
実際に多くの不登校や暴力行為に働きかけ、解決しているようです。
しかもあまり気張らずに。
表題は次のように決まりました。
「発達援助――発達障害のある人を苦しみから解き放つ」
日時等詳細は以下の通りです。
7月29日(日) 13:30開場 13:45~15:45
参加費 1500円(当日お支払いください)
定員 30名
横浜市港北区新横浜3-19-11 加瀬ビル
2F 第一会議室
お申し込みの方は花風社あてにメールにて(mail@kafusha.com)
1 お名前
2 ご連絡先
をお知らせください。
もう一つのお知らせ。
こういう本作っています。
またかわいい本になりますよ。
「自閉っ子のための道徳入門」は「自閉症の人は法を守れる」ということを伝えるために作りました。
今度の本は
「自閉症の人は適切な努力ができる」ことを証明するために作っています。
稀勢の里関は東の正大関。
二番目に強い力士と、正式に認定された朝です。
こういう日が来るとは信じていました。
でも遠かったですね~。
だから今朝は、私としてはお祝いの気分です。
花風社からの発表は二つ。
来月のお勉強会、詳細が決まりました。
かねてよりお伝えしている通り、愛甲修子さんに講師をお願いしています。
瀧澤久美子さんもゲストでフロアにいらっしゃるので
色々コメントやご質問をいただけるかもしれません。
「自閉っ子のための道徳入門」を作ったとき、三人で集まったのですが
そのときから瀧澤さんは、愛甲さんの支援にとても興味を感じていらっしゃいました。
「ああいう方が横浜にいてくれたら、多くの当事者の方が助かるだろう」とおっしゃっていました。
神田橋先生のお弟子さんで、「発達障害は治りますか?」の提案者。
実際に多くの不登校や暴力行為に働きかけ、解決しているようです。
しかもあまり気張らずに。
表題は次のように決まりました。
「発達援助――発達障害のある人を苦しみから解き放つ」
日時等詳細は以下の通りです。
7月29日(日) 13:30開場 13:45~15:45
参加費 1500円(当日お支払いください)
定員 30名
横浜市港北区新横浜3-19-11 加瀬ビル
2F 第一会議室
お申し込みの方は花風社あてにメールにて(mail@kafusha.com)
1 お名前
2 ご連絡先
をお知らせください。
もう一つのお知らせ。
こういう本作っています。
またかわいい本になりますよ。
「自閉っ子のための道徳入門」は「自閉症の人は法を守れる」ということを伝えるために作りました。
今度の本は
「自閉症の人は適切な努力ができる」ことを証明するために作っています。
的確なのはもちろんですが、自分も口に出して言ってみたくなる魅力があるからニキさんの言葉はよく引用されるんでしょうね。
道徳入門の愛甲さんのお話とても参考になりました。かかわりってこちらの想像力が試される気がします。
花風社本を気付いた時関連しそうな場所を読みかえし、神田橋先生、長沼先生、岩永先生になんか良くなってきたのはこの力が育ってきたから?と聞きながらすごしているような気分で豪華だなと感謝しています。
苦しいときも達人ママたちの方法で使えるものはないかと知恵を借りたりしてフル活用させてもらっています。きちんとした構造化とはほど遠い生活ですがぼちぼちが私らしい子育てなので。手抜きのポイントもちろん知りたいです!
"自分は発達障がいの方、特に自閉症スペクトラム障害の方の場合に目標となるのは、私は実は「家事をするひきこもり」だと思っています。そこが目標で、それ以外はオプションだと考えています。"
吉川徹 2072 発達障がいを持つ青年の社会復帰支援 こころの健康 愛知県精神保健福祉協会 47
私、自閉症スペクトラム当事者です。正社員ですが、只今休職中です。読後感を言いますと、「何たる精神。吉川先生がどんなに高名な医師であったとしても、自分はこの人の患者になりたくない。」です。
私にも過去いろいろありましたが、これからも社会で生きていきたいと強く願うので、只今リハビリに励んでいます。私の診断をしてくださった先生は吉川先生の先輩に当たる方です。障害者手帳の診断書をコピーして熟読しましたが、嘘は書かれていませんが、非常に重く書かれていました。
きっと福祉の網にかぶせる方便、と解釈していますが、吉川先生の精神を拝見するに、もしやこれは名古屋大学発達臨床教室の共通認識なのかと、恐ろしくもなります。
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道徳入門の愛甲さんのお話とても参考になりました。かかわりってこちらの想像力が試される気がします。
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そうなのですよね。愛甲さんが苦しんでいる方と接したときの、想像力の働かせ方が素晴らしいですよね。
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花風社本を気付いた時関連しそうな場所を読みかえし、神田橋先生、長沼先生、岩永先生になんか良くなってきたのはこの力が育ってきたから?と聞きながらすごしているような気分で豪華だなと感謝しています。
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おお、本としてはとても幸せな読まれ方です。ありがとうございます。
ニキさんの今度の本も、そういう一冊になると思います。
ニキさんは「巨人の星」みたいなど根性派ではありません。でも手抜きのための努力は上手なんですよ。藤家さんも、ニキさんから努力の仕方を学んだ面があるようです。
どうぞお楽しみに。
またここにもお越しくださいませ。
偶然なのですが、私は吉川医師がかつて大地君に言い放った言葉を思い出していました。大地君はきっちり本の中で反論していますが、医師の(しかも匿名の)分際を越えた「顔じゃない」発言でした。ある意味人生に求めるものが違う人間への出すぎた口出しです。
おおせのとおりの方針を吉川医師が持っているというのは理解できますし、もう花風社とは方針が違うとしか言いようがない。皮肉な言い方をすれば、吉川センセイは目指せギョーカイメジャーなのでは?
目標が「家事をする引きこもり」なら、その人がより多くの年金をもらえたり、犯罪行為のようなことをしても赦免されたり、そういう方向に働きかける意欲が出てくるでしょう。当人に社会の中を生きていく力をつけるという考え方ではなく。
方針の違いは仕方ない。でも邪魔をしないでほしいもんです。それと、支援のかたちは個々人がそれぞれ選んでいいのだと思います。
またお越しくださいませ。
はまってしまったようです。
わたしもはまっているので、
だって読むと元気がでますもの(^-^)
花風社仲間が増えて嬉しい限りです。
次回作もとっても楽しみです。
画伯の絵の具のパレットみたいな絵の表紙も可愛くて楽しみです。
ところで、家事をするひきこもり、ですか…。
それはわたしが状態が一番最悪だった時の生活です。
わたしの場合、花風社さんの
「発達障害は治りますか?」を買って読んだのが
良いほうに変わるきっかけだったと思います。
「発達障害は治りますか?」の本がきっかけで
「専業主婦のままでも暮らしていけるんなら
無理に働こうとしなくてもいいんじゃないですかね?」
と言う医師から
「きちんと生活を整えて、家事や趣味もきっちりして
働けるようになるのをめざしましょう」と言ってくださる
整体や漢方にも詳しい医師に変えました。
お友だち、花風社の本を大人買いしてくださったとのこと。
うれしいです。
「読む人が増えれば、理解の輪が広がる」というメッセージの裏は
「読んだ人だけトクをする」なので
どんどんトクをする仲間を増やしてくださいませ。
こちらにもまたお越しくださいね!
そうですか。早期介入して、ととさん的には最悪の状態を目指せというドクターもいるということで、実に不可解ですわ。
専業主婦でも働くのでも、どちらのライフスタイルでととさんが元気になるか、本当に個を見極めるというのはそういうことだと思います。
身体を楽にする発達援助という視点を持ったドクターと出会えてよかったですね。
でもそれは、前のドクターにあきたらず、探したからでしょう。
またお越しくださいませ。
吉川"特に自閉症スペクトラム障害の方の場合に目標になるのは、私は実は「家事をするひきこもり」だと思っています。" と、確かに書かれています。
愛知県では広く出回っている文章です。前半の山中康裕先生や牧真吉先生の議論はすばらしかったし、吉川徹先生のからんでいた後半部分も、大高一則先生や大村豊先生などが「セルフエスチーム」「エンパワーメント」ということを言っていたり、当事者たちの困難に満ちた人生の実情が語られたりする文脈の中での、高名な吉川徹先生のご発言でした。
自分もまた、主治医曰く「波乱万丈の人生ね」ですが、それでも十数年間ずっと正規雇用で働き続け、税金も納めてきましたし、経済活動も海外旅行とか盛んにやってきました。これからもこの特性ゆえ、要らぬ勘違いと誤解と差別偏見に囲まれた多くの困難を伴う人生であることはまちがいありません。波乱万丈で実に独特のエピソードに満ちた生きがいのある人生を歩むことができることを喜びに思います。
四半世紀前、登校拒否となり、「あなたは一生働けないでしょう」と、名古屋では有名な塾経営支援者から言い放たれたことを今でも覚えています。今も昔も自分も社会も家族も問題だらけですが、自分以外が変化するのを待っているうちに爺になってしまうと考え、人生に前向きな支援をして下さる支援者とつながって、大検取って大学卒業して、「モダンタイムス」の如き社会の歯車として機能し続け、社会が悪いからニートになるしかないのだという支援者たちの期待を大いに裏切ってきました。
今、社内環境の悪化により再び二次障害が発生し、治療過程で心ある医療関係者がよく観察してくれて、高機能自閉症という診断が下りました。しっかり二次障害だけは直して、三次障害に警戒して、心理教育も受けて、障害者であることを素直に認めて、力みすぎることもなく、社会に戻ります。
会社に今日、復帰を明白に目指しているという意思表示をしました。戻るべき会社はいまだに女性社員の寿退職が当たり前のようにあるような場所。精神科がらみで休職した社員の復職事例も少ない。だからこそ、私の件で障害者雇用を認めさせようともくろんでいます。周りの空気を読めない、共感性の乏しい自閉症スペクトラム障害者だからこそできる、特攻出撃です。
社会に出て生きるということ。人間らしい苦労をするということ。この当たり前のノーマライゼーションを仲間たちとしっかりと成し遂げていこうと思います。
発達の凸凹で滅茶苦茶な人生を歩んでいる私たちに、発達障害の専門家の先生もよくご存じの通りバカみたいに無駄な努力をして必死に生きている私たちに、よくぞ究極の言葉を文章化して表明していただけました。この最も屈辱的な言葉をよく味わい、今後もこの生涯が終わるときまで人間としての態度を発揮しつつ、徹底的に期待に添わない存在でいつづけていようではないか。
我を当事者の渾身の思いと行いに対して「特に自閉症スペクトラム障害の方の場合に目標になるのは、私は実は「家事をするひきこもり」だと思っています。」と表明して下さる権威者が現に存在するからこそ、フランクルの言うところの「それでも人生に"イエス"という」という強烈な反骨精神が生ずるのではないかとひしひとと思いました。
自閉症スペクトラム当事者に必要なのは、自分の人生を生きる態度です。
心からうれしいです。
というのは、私は先日のコメントで、大事な一言を言い忘れたからです。
それは、やすさんが社会の中で生きていくことを、微力ながら遠くから、そして心の底から応援しているということです。
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社会に出て生きるということ。人間らしい苦労をするということ。この当たり前のノーマライゼーションを仲間たちとしっかりと成し遂げていこうと思います。
=====
こういう仲間はたくさんいます。
どうぞこれからも、真綿でくるんであくまで障害者を弱者にとどめておきたい一部の支援者たちの期待を、どんどん裏切ってください。
そしてやすさんは
私にヒントとなる言葉を書いてくださいました。
それは「反骨精神」です。
これについては別に記事にしようと思います。
またお越しくださいませ。