goo blog サービス終了のお知らせ 

治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

花風社の主張 社会の理解なんかなくたって、頑張る人は応援される

2019-04-25 09:23:45 | 日記
まず、みるさんから皆さんに御礼とご報告です。
コメント欄にくれましたが、改めて貼りますね。

=====

ありがとうございます (みる)
2019-04-25 08:00:12
昨日の時点で募金・参加を含め、問合せた方の人数が100人を超えました。
治りたい、治したい、と思う人たちが全国にたくさんいて、東北でも秋田を中心に花風社クラスタが広がりつつある事を実感しています。
もちろん、準備にあたっては栗本さん、浅見さんをはじめ多くの人達が協力し、関わっています。会場をお借りした盛岡市職員の皆さんもそのうちの1人です(会場は盛岡市で管理する観光系の施設です)で、いろんな人がこの企画に関わっています。




今回の企画は、前向きで、治りたい意欲に満ちあふれた人たちがたくさん協力なされているので、私も頑張ろうという意欲に満ち溢れています。

開催することはゴールではなくただの始まりでしかないです。
家庭で治し生きづらさで苦しむことなく、令和の時代を担う大人達がたくさん(福祉就労とかデイケアでなく)世の中に輩出できたら嬉しいです。地方はこれからさらに人口がへりますし、市町村自体がなくなる所もこれから出てくるはずです。
発達障害の人は生きづらささえなくなれば学校でも(福祉やデイケア以外の)社会でも生きていける人達です。それはたくさんの尊敬する先輩方、そして身体アプローチ系の方々を見ていて感じることです。私もそういう大人になれるように、藤家さんはじめたくさんの尊敬する先輩方の背中を追いながら日々頑張っています!

皆さん、本当にありがとうございます。

=====

花風社クラスタを中心とする遠方からの皆さんのご協力、本当に素晴らしいものがあります。

民度高いわ~と思います。(どこぞの周辺に比べて)。彼らが何か事を起こそうとしてもこうはならないでしょう。

本当にありがとうございます!

みるさんは岩手で自分一人が花風社読者のような孤独感を感じていたらしいですが(そしてまた、JDDを初めとする岩手のギョーカイが意地悪いこと言うんですよね。花風社なんて誰も読んでない実践していないとか罵倒するそうです。そしてみるさんから本借りてなくしたり目の前で本投げたりするらしいです)私はそんなことはないと知っていました。実際に今度のプロジェクトが動き始め、教育方面の人からも実は長年の愛読者だとかそういうお声が寄せられているようです。この講演でみるさんは、ギョーカイマインドを持った以外の支援者と地元でつながることができるかもしれません。

私の人生の信条なのですが「やるか、やらないか」迷ったときはやる方がいいに決まっているのです。

定員が69人?とか言って強気だなあと思っていましたが、まだ一ヶ月半あって残席24。立派な会になりそうです。そしてその事務方を仕切っているのが「養護学校卒」のみるさんだということを皆さんお忘れなく。

事務仕事したことのある人は多いと思いますが、寄付ご希望者も含めて全国から百人からの問い合わせが来る講演を仕切るって能力それなりに必要です。どっかの学校の先生でもできない人いるんじゃないかな。

それだけの能力ある人のメンタル面を治さず、養護学校からのめんどりコースに塩漬けにするようなそういう支援。それを私は潰したいのです。なぜかというと、本人のためにも社会のためにもなっていないからです。

発達障害の啓発は行き渡りました。もう社会に理解を訴える時代ではありません。幸い社会には、頑張っている人、とくに若い人を応援する気風があります。今回全国から寄付が寄せられているのもその証拠です。

社会は頑張る人を応援するのだから、障害に関する理解など行き渡らなくても、頑張ればいいだけです。

私は昨日も書きましたが、上司とうまくいかなかったことがありません。別に性格がいいわけでもないのにつねにかわいがられたのは、仕事を一生懸命やるからだと思います。

もう誰かにかわいがられるとかいう年ではなくなって久しく経ちましたが、神田橋先生の「発想の航跡 発達障害をめぐって」のP6のこの文を見たときに「ああ、久しぶりに年長者に応援された気がしたなあ」と思いました。

=====

つぎに『人間脳の根っこを育てる』(栗本啓司著、花風社)をお勧めします。花風社は「発達障害を治す」との情熱で出版を続けている出版社ですから、当事者の体験を含め前向きの出版物を数多く出しています。書店で手に取ってみてください。

(発想の航跡 発達障害をめぐって 神田橋條治著 P6)

=====

これを読んで私は、二十代の体力と気力あふれる若者だったとき、上司と楽しく酒席を囲んだことを思い出しました。

そして読者の皆様一人一人が、誰かに応援された記憶を持っていて、それが今みるさんにつながっているのだと思います。

本当にありがとうございます!


最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みる)
2019-04-25 22:09:25
アンチたちが毎日こどものために、自分のために、日々生活で試行錯誤を織りなす人たちにケチをつけているみたいですね。



私はSNSだけでなく、リアルで数年間、アンチよりの人たちから嫌がらせをされていましたので、わかるのですが、彼らは群れるのが得意なだけで基本1人では何もできない弱い人たちです。
行動に移しているように見せかけている人も中にはいますけど、当事者だろうと定型であろうと専門職だろうと極度の怖がりなので形になることは稀です。

口での脅し・文句だけは一流。ほかは映す価値なし!(いやそれ以下か)それがギョーカイ人とアンチの特性ですね。





身体アプローチは、生活や家庭の中でいつでもどこでも発達していけるし、いやな人たちを頼らなくて済むと思い、5年以上前から横浜に行き、そこで栗本さんと出会いました。
私もずいぶん長いこと、理解あるお医者さんと支援者に会えないと悩んでいましたし、実際親御さんでも、
「先生が様子を見ましょうだけ言って何もしない~」
「学校の担任が理解がない」
「旦那が(略」
と愚痴をこぼしている人もおりますけど、今思うと結構バカバカしかったです。
理解ある人に恵まれない環境でも、生活できるように治していくのが身体アプローチのいい所ですね
返信する
Unknown (いぬこ)
2019-04-25 22:37:32
みるさんの思いと実行力に尊敬ばかりです。

浅見社長が書いていらしてるとおり、
現実社会は、頑張る、若い人の働きはことさら
本気で応援し、しっかり育てます。
一人前になってと、自分達をどんどん抜いていけと。

自分は販売業ですが、人材不足は危機的状況だと
感じます。ハードな環境の中、懸命に働く人をみんな自然に応援します。甘やかしではなく、大切にします。

がんばりに障害枠も卒業履歴も立場も関係ない
です。みるさんの様な人が職場に欲しいし、
働ける人は出てきてほしいと切に願います。

みるさんを通して、頑張りは必ず誰かに応援されてた
若い頃を振り返る貴重な機会となりました。
いつのまにか応援する歳になったことも。
胸がぎゅうっとなりました。

きっといい会になると信じています!
お身体に気をつけて、がんばってください!
返信する