
私は保守であり支持政党は一応、自民党です。
一応というのは、石破さんや岸田さんの自民党でも左系は支持していません。
さて急転直下と言いましょうか、どんでん返しと言いましょうか、
齋藤知事を巡る文書問題ではこれほどドラマ性があり、まさかの事態が次々と起きています。
もう兵庫県だけの問題ではなく全国的に注目される程の問題であり、
齋藤擁護派と斎藤批判派が真っ二つに分かれていると感じます。
敢えて言うなら、斎藤擁護派は保守系、斎藤批判派は革新系というか左系に分かれています。
ですから考え方から言えば、私は斎藤擁護派と言うか斎藤支持派になると思いますが、
どうしても斎藤氏を擁護出来ないのです。
県民としては誰が知事になっても日々の生活にはさほど関係ないです。
しかし、なんかモヤモヤしてスッキリしないのです。
西播磨県民局長の名前は渡瀬康英氏。もうネット上では随分前から名前を明らかにしていますが、
渡瀬さんは何の為に、そして知事にどうして欲しい、この事はやめて欲しい、と思っていたのかです。
こちらは告発文書の7項目内容です。⇩
詳細はwikiにあります。兵庫県庁内部告発文書問題 - Wikipedia
全文はこちら⇩
兵庫県を揺るがす「告発文書」を入手|激怒した斎藤元彦知事の評判 | HUNTER(ハンター)
告発文書ですから知事に改心して欲しい、これはやめて欲しい、というものではなく、
各方面に知事の実態を暴き、いわば知事を貶めたいのが目的だったのかと。
ですから最終的には知事を辞職に追い込むことが目的だったとも読めます。
そう考えると知事の会見内容や渡瀬氏への停職処分は見当違いとは言い切れません。
時系列に見ると次のようになります。⇩
百条委員会を設置した6月13日から渡瀬氏が自死した7月7日までに何があったかです。
もともと渡瀬氏は百条委員会での出席に前向きだったと言われています。
しかし、やはりパソコンの内容が曝け出される事はマズかったのでしょう。
こちらに詳細があります。⇩
第3回(6月27日)の百条委員会で渡瀬氏使用のパソコンが証拠として提出される事に決まり、
それを知った渡瀬氏は個人のプライバシーに関して十分に配慮するよう弁護士を通じて求めたが
直ぐに了解されず、後日奥谷委員長宛に内容証明郵便で送っています。
⇩
当時の議員たちの激しいやり取りがこちらです。⇩
疑惑の斎藤兵庫県知事擁護で元局長を追い詰めた維新の県議たち | HUNTER(ハンター)
副知事がこのパソコンデータの内容を委員会で言おうとしたところ、
奥谷委員長が遮った事がかなり問題になっていますが、
委員長として渡瀬氏からの申し入れ文書を受け取っていた事情を勘案すべきです。
如何にも奥谷氏が悪い、奥谷氏の実家が倒産したのは知事の所為だと逆恨みしていたのだろう
との憶測が広まっていますが、2度も申し入れを行っている事は無視するべきではありません。
「たられば」は言うべきではありませんが、
告発文書の存在を知った知事が身内とも言える側近たちに犯人捜しを命じた事が
全ての始まりだと思います。
あの時に、知事との利害関係が無い弁護士に調査を依頼していたら、
百条委員会を開く必要もなかったのではと思いますし、
百条委員会がなければ個人的情報を曝されず、渡瀬氏も自死する必要はなかったのです。
公益通報か否かで揉めていて、デマだから公益通報ではないとの意見もあります。
しかし内容云々の前に、第三者が公益通報になるかどうかを判断し、
その結果を当事者(知事)に報告し、公務中に私的な事をしていたり、
女性との不適切交際や違法な事をしていたら懲戒処分にするかどうか判断すればいいのです。
職場でパワハラやセクハラにあった場合、通報窓口に相談したり訴えたりします。
また上司が不当な業務要求をしたり、嫌がらせの類をした場合、通報するでしょう。
その場合、通報窓口が上司と通じていたらもみ消されてしまいます。
また制裁として無理難題突き付け、それが出来なければ減給処分されるかもわかりません。
この様に弱い立場の非正規雇用なら辞めざるを得ない状態に持ち込まれる可能性だってあります。
齋藤知事のした事は結果的に渡瀬氏にも問題があったかもわかりません。
しかし内輪で犯人捜しをする事は大いに問題があります。
また突如沸き上がった折田楓さんの問題。
斎藤氏は総務省出身だから公選法は熟知している筈だ。
そんな斎藤氏があんなヘマをする筈がない。との声も聞こえます。
しかし思い込みは間違いの元です。
勉強が出来ても常識がない人もいます。
思い込みは危険です。
判断を誤る事もあります。
齋藤さん関連の記事をもう何本も投稿していますが、
それだけ気になるのです。
それだけネット対テレビで、テレビが負けた、との論調に危うさを感じます。
決め付ける事、レッテル貼り、印象操作。。。。
そういう私も勘違いしているのかもわかりません。
だからこそ真実は何か知りたい、そんな思いです。