東洋経済オンラインに掲載された「年金が足りない高齢者の悲鳴」
77歳都営住宅に住む一人暮らしの女性、夫が15年前に他界し
てからは一人暮らし、定年まで企業の食堂で働いたが月に受け取
る年金額は厚生年金と国民年金を合わせて約13万円、「長年働
いた割には少ない」というのが実感であった。
出費のウエイトが高いのは食費と光熱費、そして医療・介護費、
糖尿病の持病があり入退院を繰り返してる、さらに要支援1でデ
イサービスに週2回通う、医療費1割自己負担で月5千円、介護
保険も同様で5千円、家賃は減免申請したので1万6千円、貯金
を切り崩しながらの生活で病気や介護の事を考えると不安だとい
う。
単身高齢者の平均支出額が14万円ということを考えれば確かに
苦しいかもしれない、しかし高齢者全体の約6割が年金受給額1
0万円未満、そう考えると貧困で苦しんでる人はまだまだ多いこ
とも確かである、やはり少ない年金生活で幸せに暮らすには健康
であることが一番のような気がする。