団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

もしも夫が亡くなったときの遺族年金は?

2024年03月28日 | シニア女性

「もしも夫が亡くなったら十分な生活費があるだろうか?」世の

奥様が不安に思うことである、というのは現在75歳以上後期高

齢者1人暮らしの女性の貧困率(年収122万円以下)は52%

と半数の人が経済的に苦しんでる、いわゆる低年金、無年金の人

が多い。

 

 

生計を維持している人が亡くなったとき残された家族に支給され

るのが遺族年金、亡くなった人が国民年金に加入していた自営業

者と厚生年金に加入していた会社員では条件が違う、そこで預貯

金などの資産は考慮せずに年金だけで一般的な事例で考えてみた

い。

 

 

例えばシニア夫婦がともに65歳の場合夫の年金(老齢基礎年金

5万円、老齢厚生年金10万円)、妻の年金(老齢基礎年金5万

円、老齢厚生年金4万円)合計24万円で暮らしている、もしも

夫が亡くなった場合どのぐらいもらえるだろうか?

 

 

このケースだと妻の老齢基礎年金5万円+夫の厚生年金の3/4な

ので7万5千円=12万5千円となる、ということは一人暮らし

になるとマイナス11万5千円となる、夫婦でくらしてる場合2

4万円という額は標準的な年金生活であるが夫が亡くなった場合

生活は間違いなく厳しくなる、もし自営業者夫婦の場合は妻の老

齢基礎年金のみになるのでなお苦しい状況になる。

 

 

このように老後の妻と遺族年金を考えた場合、どの職業について

いるかが問題、国民年金と厚生年金の差、いわゆる年金格差が問

題になってくるわけだ、そう考えると多少嫌なことがあっても夫

婦が一緒に助けあって生活することがベストのような気がする