最近シニアの家計簿というタイトルで色んな雑誌で年金生活者
の家計簿を目にする機会が増えた、そんな実例を見るとやりく
り上手の人が多い、ただ預金額がわからないケースが多いので
実態をつかみにくいことも確かである。
女性のひとりぐらしの場合は国民年金は5万円前後、遺族年金
の額によって年金収入が大きく違ってくる、亡くなったご主人
がサラリーマンであれば遺族年金が10万円前後が多く、合計
15万円で生活しており、耐久消費財(冷蔵庫、洗濯機等)の
購入は預金を取り崩している、ご主人が自営業者であれば遺族
年金がなく国民年金のみとなり生活は厳しい、当然預金を取り
崩す必要がある。
さらに問題なのは医療費、そして介護状態になった時である、
ホームヘルパー、ディサービスと予定外の出費を覚悟しなけ
ればならない、ただ雑誌に掲載される事例の人はなんとか年
金収入の範囲内で生活してる人が多く、低年金、無年金、預
金なしの事例はあまりないのがシニア女性の家計簿の実態で
ある。