読売新聞「人生案内」の70代女性の投稿記事に注目した、
長男の嫁があまりにもきちんとしてて、付き合い方に悩んで
るというものであった。
盆暮れや父の日、母の日、夫婦の誕生日には必ず贈り物をし
てくれる、さらに家族で頻繁に自分たちの家にきたがり何日
でも泊まっていこうとする、嫁の言葉遣いは丁寧だけど、ど
こか神経に障る、長男家族が来ると聞くと頭痛がするほどで、
帰ると嘘のように頭痛が消えるというもので、どうすれば離
れたままで穏やかな関係を保てるかという相談内容であった。
他人から見れば申し分のないお嫁さん、何が不満なんだろう
か?と思うけれど、なぜか気にいらない、生理的に受け付け
ないのか価値観が違いすぎるのか、やはり嫁姑の関係は他人
にはわからない。
きっと相談者の女性は老後の夫婦だけの生活を大切にしたい、
だからお嫁さんとは、もっと距離感をもってつきあいたいと
いうのが本音かもしれない、家に来て泊まるのではなく一緒
に外食をしようなどと提案してみてはという回答者のアドバ
イスであったが、いつの時代も嫁姑の関係は難しいものだと
痛感した内容であった。