教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

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2019年05月21日 15時35分00秒 | 国際・政治

やはりイラク民兵に攻撃されていたサマワ派遣の自衛隊

2019-05-21
イラク戦争が始まった翌年の2004年、日本政府はイラク南部のサマワに自衛隊を派遣した。

 それから15年も経って、こんな衝撃的な記事が出たのだ。

 きのう5月20日の共同通信が驚くべき記事を配信した。

 7名の元イラク民兵たちがサマワで共同通信のインタビューに応じ、日本を尊敬しているが、軍を派遣するなら攻撃するしかなかった、と証言したというのだ。

 これを東京新聞が転載してスクープ報道した。

 たとえば元イラク民兵のひとりハッサン(45)は「日本から来たのは軍隊。占領軍を受け入れる者はいない」と語り、おなじく元イラク民兵のサレハ(33)は、日本の宿営地にロケット弾を撃ち込んだ事を認めた上で、「攻撃で日本の世論を動かし、政府への撤退圧力とすることが狙いだった」と語ったという。

 やはり自衛隊は占領軍とみなされて攻撃されていたのだ。

 こんな事が当時の国会で議論され、国民の知るところになっていたら、自衛隊のサマワ派遣はすぐに中止され、内閣総辞職ものだったに違いない。

 今からでも遅くはない。

 政府はイラク攻撃を支持し、サマワに自衛隊を派遣した小泉政権の誤りを徹底検証すべきだ。

 検証しないから、いつまでたっても日本外交は誤りを繰り返すのである(了)

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