教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

国交省指導もタクシーの「福島行きはお断わり」が止まらない

2011年04月08日 17時33分28秒 | 受験・学校

NEWSポストセブン" 4月8日(金)16時0分

 『デマと風評は被災地の復興を妨げている。 福島県いわき市の渡辺敬夫・市長は、「市内は避難区域ではないのに救援物資が届かない」と訴える。いわきへの車が茨城県の日立市で止まっていたケースもあったという。 タクシーが「福島行きはお断わり」と乗車拒否するケースも増えている。国土交通省は業界団体に乗車拒否しないよう指導しているが、今も問題は続いているようだ。建設機械メーカー幹部が語る。「我々も福島に行けば被曝すると本気で怖がっているわけではないが、テレビで救援物資を届ける場面が映された運送会社が、他の客から取引を停止されたという話もあって、できれば福島には行きたくないという正直な気持ちがある。こちらも商売だから、断われるものなら断わっている」 建機が届かなければ、瓦礫撤去もインフラや住居の再建もできない。』※週刊ポスト2011年4月15日号

デマと風評は被災地の復興どころか、緊急物資の支援も妨げてタイルのでは有りませんか。兵糧攻めにしない為に政府は、正確な放射線物質の測定結果を公表し被爆圏外の安全地帯を知らせ安心して救援物資や復旧の為の建設資材や建設機械を早急に運び込めるように対策と指導をすべきでは有りませんか。新型インフルエンザの感染拡大による風評とデマの後は、東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故の放射線物質漏れの風評とデマです。世界で唯一の被爆国としての原子力発電所への危険性の認識と排出される放射線物質の自然環境への影響や人間の生活と健康への影響を科学的真実に基づいて、日本国民は学習してきたかと疑問に思います。はたまた誤って古い精神主義の非科学的観念で、東各県の復旧を遅らせる事の無い様に原子力発電所の海や自然環境、農林水産業への被害を及ぼさない安全な事故処理を早急に完了して欲しいと思います。こまま事故処理が長引けば、東北各県被災者の避難所の皆さんを本当の兵糧攻めに追い詰めかねません。

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先の大戦では、日本人は精神主義で戦って、みじめ... (noga)
2011-05-25 13:44:34
先の大戦では、日本人は精神主義で戦って、みじめな敗北を喫した。
日本人の精神力が足りなかったために、戦場においても工場においてもアメリカ人の精神力に負けたのだと考えていたとしたら、それは日本人の誤りである。

日本人には、意思がない。だが、恣意がある。
だから、日本人には能動はないが、願望はある。
米空軍が日本の都市を爆撃し始めたころ、航空機製造業者協会の副会長は「ついに敵機は我々の頭上に飛来してまいりました。しかしながら、我々航空機生産のことに当たっておりますものは、かかる事態の到来することは常に予期してきたところでありまして、これに対処する万全の準備をすでに完了いたしております。したがいまして、何ら憂慮すべき点はないのであります」と述べた。
すべてが予知され、計画され、十分に計画された事柄であるという仮定に立つことによってのみ、日本人は、一切はこちらから積極的に欲したのであって、決して受動的に他から押し付けられたものではないという、彼らにとって欠くことのできない主張を持続することができた。

日本人がどこで希望的観測の罠に落ちるのか、現実と願望 (非現実) を取り違え精神主義に走るのか、きちんと振り返り反省することはほとんど不可能である。
それは、日本語に時制がないからである。
日本語脳においては、現実と非現実を異なる時制を使って表現することができない。
現実を現在時制の内容として表し、願望を未来時制の内容として表すことができれば、それぞれの内容は別世界の内容となり、混乱することはない。混乱しなけれぱ゛キリスト教のような宗教になり、混乱すれば原理主義となる。

だがしかし、我が国では、一つの事態の肯定と否定は、同じ世界のこととして言い表される。
人々は、無為無策でいながら現実が願望へと突然変化 (反転) することをひたすら願うものである。
言霊の効果の出現を望んでやまない。
必勝を心の底から祈願すれば、悲惨な玉砕もあっぱれな勝ち戦に見えてくる。
実現不可能な欲望の思い込みが強すぎて、現実直視は困難になる。
これが、日本人の精神主義の本質である。
日本人は、祈願を他力本願・神頼みとしておおっぴらに認め合っている。
問題解決の能力はないが、事態を台無しにする力は持っている。
この閉塞状態が日本人の知的進歩の限界となっている。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812

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