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アメリカでは小売業の「これといった特徴のない中間層」が崩壊、2023年は閉店と倒産が続くだろう —— 専門家が指摘
- "パンデミック消費"の減少にともなって、一部の小売店はふるいにかけられることになるだろうとコンサルタントのスティーブ・デニス(Steve Dennis)氏は話している。
- ベッド・バス&ビヨンド(Bed Bath & Beyond)といった店は「これといった特徴のない中間層」だと、デニス氏はポッドキャスト『Remarkable Retail』で語った。
- ダラー・ゼネラル(Dollar General)やTJマックス(T.J. Maxx)など、価格重視のチェーン店がショッピングモールに仲間入りするようになるだろう。
ベッド・バス&ビヨンドのように、2023年は閉店と倒産が続くだろう。
これは小売業に詳しいコンサルタント、スティーブ・デニス氏の予想だ。デニス氏は百貨店シアーズ(Sears)の元幹部で、ポッドキャスト『Remarkable Retail』のホスト役をマイケル・ルブラン(Michael LeBlanc)氏とともに務めている。
アメリカではここ10年以上にわたって、シアーズやJCペニー(JCPenney)、家電量販店のラジオシャック(RadioShack)といった小売店がアマゾンなどオンラインの競合との戦いや中間層の減少によって閉店または倒産してきた。業界の専門家やジャーナリストたちはこうした現象を「小売業の崩壊(Retail Apocalypse)」と呼び、ショッピングモールを中心に閉店によって空っぽになった店の様子を伝えてきた。
ミドルマーケットの小売業者の減少は、アメリカの貧富の差の拡大を反映している。ピュー・リサーチ・センターによると、1989年から2016年にかけてアメリカの富裕層と貧困層の貧富の差は2倍以上に拡大したという。中所得の消費者が減るということは、これまで中間層をターゲットにしてきた小売業者の顧客基盤が縮小するということだと、Retail Diveは2019年に報じている 。
「これといった特徴のない中間層の崩壊こそが、とんでもないところだ」とデニス氏はポッドキャストで指摘した。「将来的に不安定な不動産業や小売業がこれに該当する」という。消費者にはどこで買い物をするか決める時に、1ドルショップからD2Cブランドまで、たくさんの選択肢があるとデニス氏は語った。だからこそ、かつて中間層に広くサービスを提供していた百貨店やその他の小売業者は厳しい状況に置かれている。
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