教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

被災地慰問引退 癒やしのポニー後継を

2016年04月18日 15時10分24秒 | 東日本大震災
河北新報2016年04月18日10時37分

被災地慰問引退 癒やしのポニー後継を
 2012年から東日本大震災の被災者を元気づけてきた「馬っこパーク・いわて」(岩手県滝沢市)の雌のポニー「アンディ」が高齢となり、被災地訪問から退くことになった。24歳で人の年齢にすると90歳を超える。同園は後継馬購入のためインターネットで小口資金を募るクラウドファンディングを始めた。「アンディに余生をゆっくり過ごさせたい」と協力を呼び掛ける。
 運営するNPO法人「乗馬とアニマルセラピーを考える会」(盛岡市)によると、アンディは1992年に同園で生まれた。賢く穏やかな性格で、毎週開催する障害のある子どもを癒やす「ホースセラピー」などで活躍してきた。
 同園は2012年、被災地を励まそうと沿岸の幼稚園や老人ホームへの訪問を始めた。乗馬や餌やりを通して触れ合いを楽しんでもらう取り組みで、訪問は既に100回を超えた。
 アンディは主役として毎回の訪問に参加。体高が約1.2メートルで同園のポニー7頭の中で唯一、馬車を引くことができる。多くの子どもたちが歓声を上げた。
 沿岸被災地へは輸送車で運ぶが、滝沢市から片道3時間かかる場合もあり、アンディにとって負担が大きくなった。今年からは近くの幼稚園などで触れ合いを続ける。菊地誠園長(66)は「長い間、活躍してくれた。今後は体調に細心の注意を払い、無理なく活動させたい」と話す。
 同園はアンディの後継ぎを購入しようと、3月にクラウドファンディングを始めた。出資額は1口3000~15万円。金額に応じ、オリジナルグッズや乗馬体験券を贈る。
 17日までに約90万円が集まり、目標120万円の4分の3に達した。菊地園長は「喜んでくれる子どもたちの期待に応えたい」と語る。募集は5月16日まで。連絡先は同園019(688)5290。
被災地の幼稚園児や高齢者の心を癒やして来た雌のポニー『アンデイ』は、本当に優しい顔をしていますね。長い間お疲れさまでした。
後継者の気だてのよい白馬の新しいポニー迎え入れられるといいですね。

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